急増する在日ベトナム人犯罪の背景とは?グローバル化の光と影に迫る (3/4ページ)

東京ブレイキングニュース

中国に次ぐ勢いだ。昨年度のベトナム人による刑法犯の検挙件数の約88%は窃盗で、窃盗の約82%は万引きとなっている刑法犯のうち、強盗検挙件数・人員及び窃盗犯検挙件数でベトナムはいずれもトップであった。

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 ベトナムに少しでも滞在した方はお気づきになるだろうが、この特徴「万引き・窃盗」は、まさにベトナム国内での犯罪ケースそのものの生き写しだ。万引きに関して言えば、ベトナムに進出した某日系スーパーの開店祝いの花輪が、開店前にどこかの輩たちに盗まれてしまったというおかしな話があるほどだ。

 また、店をオープンしてみると、万引きがあまりに多く、それが赤字の原因ではないかと言われているという。「花輪はともかく、商品の万引きは売り上げに直結するため、勘弁してほしい」とは企業側のコメントだ。また、ひったくり(窃盗)は外国人旅行者がベトナムで被害にあうケースが多く、ガイドブックやネット上でも注意事項を目にした人は多いだろう。ベトナムでは日常茶飯事で起きているこれらの事件が日本で増えているということは、日本入国への敷居が高くなくなり、いわゆるベトナムの「一般ピープル」が来日し始めた兆しと見ることができるだろう(※3)。

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 在日ベトナム人で犯罪を犯した人の在留資格に着目すると「留学」が54.2%、次いで「技能実習」(12.9%)、「定住者」(8.7%)となっている。留学生が犯罪?驚くことなかれ。留学といっても、学びが目的ではなく、滞在が目的だというケースもある。とりあえずビザがほしいため、死んだ魚の目をしながら授業そっちのけで爆睡する留学生も、この「留学」の枠組みに入ってしまうのだ。

 これらのエセ留学生(と呼ばせていただきたい)は、多くが日本語教育機関に所属しており、その人数は現在、26439人(中国に次いで2位)。(※4)一方、専門学校や大学に留学している留学生のうちベトナムは中国、韓国に次ぐ第3位となっている。これは、何を示唆しているのか自ずと想像できるのではないか。

 目下、ベトナムの経済発展を阻む要因のひとつといわれる「質の高い」人材不足―。

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