元横綱・曙太郎が激白「日本人力士よ、今こそ奮起せよ!!」 (2/4ページ)

日刊大衆

選手は試合の"白黒"より、もっと奥深いものを求めがちで、それは結果として良くなかった。今は"殴って、殴り返される"というシンプルな形になって、とても分かりやすい。それで、客足が戻ってきたのではと思います。

――一方、女性にもファンが増え、相撲も大ブーム。なぜ、そこまで注目されているんでしょう?

曙 今、"白鵬"という確実に強い、圧倒的な横綱がいて、その人を倒すために各力士が頑張っていますよね。"強い人が倒されること"を、見る人が望んでいることが、今の人気の理由の一つだと思います。

――白鵬関、強いです。

曙 それこそ、自分が現役の頃は、若乃花、貴乃花というライバルがいました。そういう中で、「明日も見たい!!」ってお客さんに言わせるような相撲を毎日、取っていました。本気でした。

――中でも、貴乃花との対戦通算成績は25勝25敗と、まったくの五分。まさに"ライバル"でした。

曙 今後の相撲人気は、倒したり、倒されたりという、白鵬のライバルとなる力士の出現にかかってるでしょうね。

――ただ、やはりファンは正直、"そのライバルには、日本人力士がなってほしい"という気持ちがあると思うんですが……。

曙 そう。それを、日本人力士が分かってない。今、日本人力士が優勝したら、全国区のヒーローになれますよ! だって、10年近く優勝してないわけでしょ(最後の日本人力士優勝は2006年1月場所の栃東)。こんなチャンス、自分なら絶対に逃さない!

――でも、そんな簡単に、優勝はできないのでは?

曙 難しくないですよ。気持ち次第! モンゴル人のほうが日本人より、肉体的に優れているわけではありません。ハングリー精神の違い! 日本も不景気ですが、モンゴルはそれ以上の不景気で、彼らは、母国の家族のために頑張るという気持ちがある。日本人力士は気持ちで負けてしまうのです。

――とはいえ、その中でも、注目の日本人力士はいますか? 今、話題の遠藤関なんて、どうでしょう?

曙 う~ん……遠藤は身体が小さいからなあ……大変だとは思いますネ。

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