元横綱・曙太郎が激白「日本人力士よ、今こそ奮起せよ!!」 (3/4ページ)

日刊大衆



――他には?

曙 (しばらく考え込む)稀勢の里には、期待してたんだけどなあ……。

――稀勢の里も、気持ちが足りない?

曙 そうだね。彼については、「出稽古に行っちゃダメ」という指令が下っているという噂を聞くんです。まったく、周りも何を考えているんだろう……。毎日でも横綱を訪ねて、殴られて、蹴飛ばされないと、横綱になれるわけがないんですよね。
小錦の足音が"ドン"と鳴り…

――"殴られて、蹴飛ばされる"といえば、先日、宮城野部屋の熊ヶ谷親方が、付き人を金属バットで殴った傷害容疑で逮捕されました。"しごき"と暴力の線引きは、どう思われますか?

曙 定義は難しいけど、ひと言で片づけるなら、"稽古の時間以外の体罰は、すべて暴力"ということ。そりゃ自分も、ずいぶんと殴られた記憶はあります。悪いことをしたら、親方に叩かれるのは当たり前のこと。辛かったけど、それがなければ、自分は横綱になれなかったと思う。"強くなってほしい"という思いからか、ただの暴力でやってるかは、見れば分かります。

――では、曙さんは稽古でのしごきはなくならないと。

曙 それがなくなると、本当に強い力士は出てこないと思います。根性で強くなるという部分が、非常に大きいスポーツなので。

――厳しさが、相撲取りを強くする、と。

曙 それと、僕らの時代と違うのは、最近は巡業へ行っても試合をやるだけで、クタクタになるまで稽古をやらされなくなったということ。毎日、髪の中まで砂だらけでやってきたものを、今では、巡業をバカンスと勘違いしてる力士もいるでしょ!?

――巡業も楽じゃないんですね。

曙 巡業中、トイレに行ってるだけなのに、すぐに館内放送で呼び出されるんです。"曙関~、曙関~、今すぐ土俵まで来てください"って(笑)。ほんと、昭和の親方は怖かった~。

――地獄の果てまで追いかけて来そう!

曙 よく、武蔵丸と巡業中に話していたんですよ。「小錦さんが疲れているから、今日はぶつかり稽古ナシだな」って。
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