カステラの真のルーツ!? 400年の歴史を誇る平戸銘菓「カスドース」とは (1/2ページ)
カステラの完成形とは?画像はイメージです(Norio.NAKAYAMAさん撮影、flickrより)
長崎を代表する銘菓「カステラ」。ふんわりとした食感と、卵本来の味を感じさせるシンプルな甘さが特徴で、子どもから大人まで幅広い層に愛されるスイーツだ。
だが、そんなカステラを「出来損ない」だと主張する人たちがいる。同じ長崎県のなかでも、最北西に位置する平戸島の住民たちだ。
2ちゃんねるに立った「長崎人『カステラはポルトガルから教えてもらった』ポルトガル『そんな菓子知らんけど...』」というスレッドでは、平戸市民とみられるユーザーが以下のような説を提唱している。
「カステラは平戸の銘菓『カスドース』の出来損ないにほかならない。カスドースを作ろうとした長崎人が、どうしても真似できなくて、作りかけをやけくそで売りだしたのがカステラ」はたして、この主張は正しいのだろうか。そして、カステラの「完成形」といわれる、平戸のご当地銘菓「カスドース」の正体とは――。
「幻のお菓子」「門外不出」...カスドースには様々な逸話がそもそも、カスドースとは一体どんな菓子なのだろうか。簡単に説明すれば、「カステラをフレンチトーストにしたもの」が近い。焼きあげたカステラの耳(茶色い部分)を切り落とし、溶いた卵にひたす。それを、熱した糖蜜で揚げるように茹で、表面にグラニュー糖をまぶしたものだ。

カスドース(Opqrさん撮影、wikimedia commonsより)
ここまで聞くと、確かに「カステラの完成品」だという意見も頷ける。