高島彩が語った「墓前プロポーズ」と出産秘話

デイリーニュースオンライン

写真は「徹子の部屋」HPより
写真は「徹子の部屋」HPより

 フリーアナウンサーの“アヤパン”こと高島彩(36)が10月7日の「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に登場。2010年にフジテレビを退社後、初めて民放地上波の他局番組に出演するとあって、注目が集まっていた。

黒柳徹子のチグハグトークにも安定の対応

 そんな中で見せつけたのは、元フジテレビ女子アナの中での高島の別格感だ。番組は、黒柳徹子(82)がいきなり高島に早口言葉をねだる無茶ぶりからスタート。

「早口言葉がすごく有名って。そうなの?」

 とふる黒柳に高島は、

「ええっ!?」

 という表情を見せつつ、ソツなく披露。

 黒柳は高島の夫である「ゆず」の北川悠仁が番組に出演した際に、すでにブレークしていたにも関わらず、

「大丈夫よ。あなた方の才能だったら絶対売れるから、頑張ってください!」

 と声をかけてしまったことを詫びたが……。そこは期待を裏切らない黒柳。ゆずの曲を『英国の架け橋』と紹介し、高島が焦り、「栄光の架け橋です!」と訂正する場面も。そして照れたような嬉しそうな顔でゆずの曲に聞き入る高島が印象的だった。

5歳の時に亡くなった父・竜崎勝との思い出

 高島が5歳のときに亡くした父・竜崎勝は、劇団俳優座付属養成所「花の15期生」の出身。同期には地井武男や村井国夫がいた。クリスマスの直前に亡くなり、お兄さんと「サンタさんにクリスマスプレゼントはいらないから、父を返してもらおう」と話していた様子がお母さんからの手紙で紹介された。

 父は、高島が4歳のときに自作した絵本の中で、メッセージを残していた。

「だいすきなあやへ
 ちいさなこや、おとしよりに
 しんせつなひとになってください。
 おにいちゃんとなかよくして、
 おかあさんにやさしくしてあげてね。
 あしがなおってよかったね。」

 2011年にゆずの北川悠仁と結婚。番組内では白無垢姿の高島が紹介され、プロポーズのときのエピソードも披露された。北川は、高島にプロポーズをした後、その足で父の墓前で報告をしてくれたそう。

 北川は協力的で、直してほしいところはないと言いつつ……少し考えて、

「2つある玄関の鍵が1つ閉まっているときに、『開かない、開かない』とガチャガチャとするのをやめてほしい」

 とコメント。高島の表情は終始穏やかで、北川への愛情を感じるものだった。

 そんな2人の子どもは、やんちゃざかり。死産という辛い思いを経ての出産だったので、思いもひとしおだったそう。子どもを抱く高島の表情は優しさに包まれていた。子どもの顔は、多くの人に北川似と言われる。特にたらこ唇が似ているそう。陽気な性格は高島似。初めての言葉は「パパ」か「ババ」のどちらかで、「ママ」ではなかったと明かした。

フジ・バイキングの裏に出演した真意とは?

 高島は、外で辛いことがあったとき、帰宅した際に家族に聞こえるか聞こえないかぐらいのため息をついてみる。「どうしたの?」と聞かれたらラッキー。流されたら、今日はやめておこうと思うそう。

 今回の出演に関して、ネット上では以下のような声があった。

「バイキングで、有賀さつきをはじめとした元フジテレビの女子アナイタリアンで同窓会をする中、裏番組の徹子には高島彩がひとりで出演。どこか疲れた疲弊感たちと、今も輝くキラキラ感。格差社会。」

「『バイキング』で元フジ女子アナ同窓会が放送されている裏で『徹子の部屋』に出ている高島彩の別枠感...」

 これは偶然なのだろうか……。真相は分からないが、フジテレビを退社し結婚、出産を経てもなお、高島彩が輝き続けているのは確かだ。これを機に、民放のさまざまな番組で高島の活躍が見られるのを期待したい。

(取材・文/秋山祥子)

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