【アニメ漫画キャラの魅力】おてんば賢者は勇猛果敢なお姫様!「レオナ」の魅力とは?『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』
『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』は、週刊少年ジャンプで連載され、後にTVアニメや映画化もされた人気作品です。舞台はモンスターが闊歩し、騎士や魔法使いが当然のように存在する世界。剣と魔法で繰り広げられる、もう一つの『DRAGON QUEST』なのです。 今回は、パプニカ王国のレオナ姫こと、「レオナ」の魅力についてご紹介いたします。
⇒レオナ(ドラゴンクエスト ダイの大冒険)とは?
http://www.charapedia.jp/character/info/9659/
【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】
■王様の代理はおてんば姫
「レオナ」はパプニカ王国の王女ですが、賢者の卵でもあります。年齢は14歳と幼いですが、魔王群により行方不明となった父王に代わり、大人顔負けのカリスマで皆を導きます。抜群のプロポーションと美貌を併せ持つレオナですが、近隣諸国では勇猛果敢な姫君(つまりは「おてんば」)として知られているようです。
また、過ちを犯した「ヒュンケル」を諭し許すなど、度量の広さと寛容さを持ち合わせており、王国の姫君とはいえレオナはまだ14歳。このスペックはなかなか凄いです。にも関わらず、耳年増でありながら他人の恋愛事情に首を突っ込みたがったり、相手に対して怖じ気ずにハッキリと物事を言ってしまう・・・、そんな普通の女の子でもある事、それがレオナの魅力でもあります。余談ですが、漫画のカラーでは茶髪、アニメでは金髪となっています。
■賢者を目指して
賢者の儀式をおこなうために、デルムリン島へと向かったレオナ。そこで、テムジン司教らの陰謀から救ってくれた「ダイ」と出逢います。王宮暮らしのレオナ姫が、モンスターに育てられたダイと親しくなるわけです。例え命を救われたとしても、レオナにとっては得体の知れない「ダイ」や島のモンスター達。普通は抵抗があってもおかしくありません。やはりその辺の14歳の少女とは肝や度量が違います。
■賢者であり王族である前に
公式の場では「私」、プライベートでは「あたし」と一人称さえ使い分けるレオナ。皆には「自分を仲間として見て欲しい」と願いました。アバンの使途の一員、仲間の一人。それがレオナの望んだ「自分の居場所」だったのかもしれません。
だからこそ、「ドラゴンの力」に目覚め強くなっていくダイに負けじと、自分も賢者としての力や技を磨いていきます。王族の姫君として守られるのではなく、勇者であるダイや仲間の皆を護る為に。自分よりもはるかに身分が低かろうと、相手がモンスターであろうと構わないのです。その全てがレオナの仲間であり、彼女が守らなくてはならない、守りたいと思える大切な存在なのですから。レオナとは、肩書きなどに囚われる事などない、こうした真っ直ぐな瞳と心を持った女性なのです。
ダイへのほのかな恋心も見せますが、自分を律し、皆や世界を導くために自身のレベルアップを試みる「レオナ」。勇猛果敢な姫君は、実はとても努力家な女の子です。
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★記者:高塔(キャラペディア公式ライター)