マリー・アントワネットは「パンがないならお菓子を食べればいい」とは言ってないってほんと? (2/2ページ)
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歴史
ところが、困った状態が続くと「仮想敵」が生まれるのが世の常で、かっこうの的となったマリは「パンがなければ、お菓子を食べればいいじゃない?」発言がもとで「国民的悪役」とされてしまいます。このセリフは哲学者ルソーの著書「告白」に記された有名なことばですが、じつは「マリが言った」とは書かれておらず、真相はヤミの中。それでもマリが言ったに違いない!と国民は激怒。このほかにも「マリならやりかねない」事件が重なり、ついには「打倒マリー!」と反乱になってしまったのでした。
■セレブすぎる逃亡生活
やがて身の危険を感じたマリは、生まれ故郷であるオーストリアへの亡命を決意します。ところが、状況が飲み込めていないのか生来ののんびり屋なのか、逃亡用の馬車を「特注」するという常識はずれの行動をとったのでした。
そのせいで出発が1ヶ月も遅れたのに、大量のワインを積み込み、道中で止まっては優雅な食事、と旅行?大名行列?な逃亡を開始。行くさきざきで「あれってマリじゃね?」とウワサが広がり、あっけなく捕まってしまうのでした。
伝記などではかなり盛られているのは確かですが、マリの性格から「やりかねない」と思われたのも事実。アイツなら言いそう!と悪いイメージが定着しないように、普段から言動には注意したほうがよさそうです。
■まとめ
・マリ・アントワネットは、オーストリアの王女
・14歳でルイ16世と結婚、フランスのアイドル的王女となったが…
・部類の「浪費家」として国民から大ブーイング
・「パンがなければ、お菓子を食べれば」と言いそうだが、じつは別人のセリフ
・特注の馬車で優雅に逃亡…あっという間に捕まり処刑されてしまった…
(関口 寿/ガリレオワークス)