鏡にうつった自分の顔を見てどう思う? 好きが33%、キライ29%

学生の窓口

毎朝メイクをするときに、嫌でも目に入るのが「自分の顔」です。目や鼻や口……ほとんど同じようなパーツで構成されているにも関わらず、世の中に「まったく同じ作りは存在していない」なんて、なんだか不思議な感じがしますよね。「整った顔」もあれば「どこか惜しい顔」もありますが、あなたは自分の顔が好きですか? こんな質問に対する驚きのデータを紹介します。

■自分の顔が好きな女性は33%!

2014年、ポーラ文化研究所が首都圏に住む女性1,500人を対象にしてある調査を行いました。その調査とは、ズバリ「あなたは自分の顔が好きですか? それとも嫌いですか?」というもの。女性としては、非常に興味深い内容となっています。
結果は、「好き」と答えた女性が33%、「嫌い」と答えた方が29%、そして「どちらでもない」と答えた方が38%でした。自分の顔に対して肯定的な女性、否定的な女性、そしてそのほぼ中間に位置する女性が、ほぼ3分の1ずつ分かれた結果になります。年代別に結果を考察してみると「嫌い」と答えた方は10代の女性が最も多く、年齢を追うごとに減少傾向にあります。その一方で30代を超えると、「好きでも嫌いでもない」と答えた女性の割合が、それ以前よりも増え、4割前後を示しています。

■年代別、理由考察

10代は、まだ発展途上にあることも多いものです。思春期でもあり自分自身の外見が気になってしまうもの。特定のパーツに対して、コンプレックスを抱いている方も多いことでしょう。恋愛をするうえでも、外見は重要なポイントですから、こうした点でも「もっとここが○○だったら」という気持ちを抱きやすいのかもしれませんね。
反対に30代を超えると、「外見だけで恋をする」という機会も減ってくるもの。大人としての落ち着きを身に着け「好きでも嫌いでもなく、あるがままの姿を受け入れる」という心理になりやすいのでしょう。

■「自分の顔が嫌い」は実はもったいない!?

今回のアンケートでは、全体の約3分の1が「自分の顔が嫌い」と感じていることがわかりました。しかし、自分の顔に自信がもてない人は、知らないうちに損をしている可能性も高いのです。実際に、「美人かそうではないのか」なんて、人によって感じ方が異なるもの。「唯一無二の絶対的な美人顔」なんて存在しません。それにもかかわらず、他人からの指摘や自分自身が抱えるコンプレックスにより、「自分の顔はダメなんだ」と思い込んでいる方が多いと言えるでしょう。
自分のことが嫌いになれば自己肯定感は育ちません。自分を大切にしてあげることも不可能です。鏡を見るたび憂鬱な気持ちになれば前向きなパワーを得るのは難しいもの。こんな状態では、顔の造作にかかわらず、人間的な魅力は減少してしまいます。「嫌い……でも仕方がない」なんて思う前に、メイクや表情の出し方で「自分らしい魅力」を演出してみてください。自信を持って「自分の顔にはいいところもある」と思えるようになれば、人生をもっと楽しめるようになるのかもしれません。

あなたは、自分の顔が好きですか? それとも嫌いですか? データを参考にして、自分の気持ちを見つめなおしてみてくださいね。
(ファナティック)
※画像は本文と関係ありません

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