【ラグビー日本代表】五郎丸が語った“国歌斉唱で流した涙”と名将・エディの凄み
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スポーツ

ラグビーW杯イングランド大会を終えた日本代表が500人のファンに迎えられ、10月13日に帰国。1次リーグ敗退に終わったが、3勝をあげ、日本中を沸かせた。
日本代表の選手の中から、リーチ・マイケル主将(27)、田中史明選手(30)、五郎丸歩選手(29)の3人がNews Zeroに出演。桐谷美鈴らからインタビューを受けた。
3選手は疲れを見せず、穏やかな表情でスタジオに登場。田中選手は本番直前までとんこつラーメンを食べていたそうで、
「スタジオの雰囲気は新鮮でワクワクしています」
と笑顔を見せた。
日本での盛り上がりについて、リーチ選手は、
「ラグビーの素晴らしさを見てもらったことが嬉しい」
五郎丸選手は、
「声援はプレッシャーではなく、背中を押してくれた。ありがたかった」
と語る姿は実に精悍だった。
五郎丸選手が国歌斉唱で見せた涙の訳
国歌斉唱のときに見せた涙の訳を聞かれた、五郎丸選手。
「ここに至るまでに本当に色々なことがあって、色々な方に支えてもらって、その憧れの舞台で国家を聴ける喜び、色々な思いが交錯していた」
と語った。
五郎丸選手といえば、キック前の独特の動きが話題になっている。子どもから大人までマネをし、注目を浴びている。当然、この点についても桐谷が取り上げた。
中日のドアラ、ヤクルトのつば九郎がまねる写真を紹介し、最後に「うさぎのポーズ」が五郎丸ポーズに似ているとネットで話題になっている点について問いかけると、本人は苦笑い。少し間をおいて、
「みんな指が違うかなーと思いますけど、ウサギの写真を見たらなんでもありだな」
と半ばあきれ顔で語った。
また、番組では選手のSNSから写真を紹介。サバイバルゲームをやっているもの、食事に出たうな丼に喜んでいるものなど、チームワークの良さが伝わってくる写真ばかり。今回、一度も出場できなかった2選手に特別にジャージが送られた舞台裏も紹介された。
五郎丸選手によると、
「チームのムードメーカーは畠山選手。よくしゃべり、面白い」とのこと。
「田中選手は?」の質問には、
「田中選手は面白くない。自分で笑っている」
とピシャリ。リーチ選手は、
「このチームならもう一度キャプテンをやりたい」
と語る場面もあった。
最後にエディヘッドコーチの人柄について、質問は及んだ。3選手は顔を見合わせて、しばらくだんまり。そして苦笑い。
重い口を最初に開いたのは五郎丸選手だった。
「選手に対して非常にハードな練習を求めてきますけども、チームで一番ハードなことをやっているのはHCですね。ミーティングのために準備をしたり、資料を集めたり、練習のプランニングをしたりとか。練習は5時から始まるが、その時にはHCは自転車をこいでいたり、体を動かしたりしている」
これに付け加えるように田中選手からは、
「ラグビーのときは怖いイメージがあるが、ラグビーを離れれば普通の優しいおっちゃんです」
と語られた。Twitter上では
「ラグビーにここまで国民的注目を集めさせた功績はきっと計り知れないものがあるに違いない。どの選手も全く浮ついておらず、言葉を慎重に選び語る姿がとても印象的だった。何より衝撃的だったのは、リーチ選手、まだ27だって」
「五郎丸さんのお茶目な姿がたまらない。。」
という声があがっていた。
今回の大活躍で、CM業界から熱い視線が注がれている五郎丸選手。試合での活躍はもちろんのこと、テレビで見られる日も近そうだ。今後の活躍を期待したい。
(取材・文/秋山祥子)