釈由美子・山口もえ・小倉優子「不思議ちゃん」たちの結婚の明暗

デイリーニュースオンライン

釈由美子オフィシャルブログより
釈由美子オフィシャルブログより

「芸能界の結婚ラッシュのなか、私も便乗したかのようなまさかのタイミングで今回の発表になってしまうとは思いませんでしたが(汗)」

 まさにラッシュの中で突然、結婚を報告したのは女優・釈由美子(37)。レストラン経営などを手掛ける同い歳の実業家とゴールインした。堀北真希や福山雅治ほどの「今をときめく」感は無いものの、グラビアアイドルからスタートして、女優となっても常に男性の目を惹きつけるセクシーさを保ってきた。ゆえに反響も大きく、

「釈ちゃん結婚…シャック」
「釈由美子結婚で号泣している」
「釈由美子が結婚したので、明日は会社を休みます」

 1997年のデビュー以来、2000年代を共に生きた釈ファンたちの嘆きたるや、福山ショック時の女性ファンを思わせる。が、思い出して欲しい。彼らが好きだった釈ちゃんは、とっても変な言動をしていたことを。「おじさんの小人が目の前を通り過ぎた」「風呂場で妖精を見た」に始まって、幽体離脱しただの、UFOにさらわれただの……要するに不思議ちゃんだった。

 2000年代前半(注1)に筆者が釈由美子にインタビューした時も、

筆者「釈さんって◯◯高校に通ってましたよね?」
釈由美子「いいえ、私は学習院短大を卒業しています!」

 と、ものすごく強い口調で否定されたことがある。地元ネタから高校の話となっただけで、「高卒ですよね」と言ったわけでも無く、◯◯高校出身は事実。「本当に変わった人だなあ」と、強烈な記憶が残っている。

「不思議ちゃん」結婚の法則とは

 また同時期、山口もえ(38)も、「爆笑問題」の田中裕二(50)との結婚を発表したのは周知の通り。時ならず2000年代不思議ちゃんの二大巨頭、時期はズレるが小倉優子(31)も加えれば不思議ちゃん三銃士が、すべて収まるところに収まったわけだ。

「不思議ちゃんは卒業タイミングが難しい。平野レミ、大竹しのぶ、藤谷美和子ら一生変わらない本物はいいとしても、演じている人はずっと続けるワケにも行かないですから。小倉優子は結婚直前(注2)から“こりん星など無い”、“りんごももか姫とか名乗ってた自分が恥ずかしい”とカミングアウトしていました」(芸能プロ関係者)

 その小倉はママタレとして活躍中だが、夫婦危機説もちらほら。そこそこに家柄も頭もいい(注3)山口もえは、最初の結婚こそ散々だったが、同じく傷ついた経験(注4)を持つ田中とラブラブ状態だ。濃度でいえば釈>山口>小倉の順だけに、「不思議ちゃんほど幸せになれる」かどうかの証明は、釈由美子の結婚生活にかかっている。

 それにしても全員が必ずリッチな男から求婚されるのを見ると、ルックスの良さ>不思議ちゃんの面倒くささ……の法則は、すでに証明終了か。

(注1) 2000年代前半…釈が映画『修羅雪姫』に主演した頃の話。
(注2) 小倉優子の結婚…2011年、カリスマ的ヘアメークアーティストの菊池勲氏と結婚した。
(注3) 家柄も頭もいい…山口は成城大学卒、実家は老舗の仏壇屋。
(注4) 同じく傷ついた経験…山口も田中もバツイチ。最初のパートナーにいろいろ問題があった点も共通している。

著者プロフィール

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コンテンツプロデューサー

田中ねぃ

東京都出身。早大卒後、新潮社入社。『週刊新潮』『FOCUS』を経て、現在『コミック&プロデュース事業部』部長。本業以外にプロレス、アニメ、アイドル、特撮、TV、映画などサブカルチャーに造詣が深い。Daily News Onlineではニュースとカルチャーを絡めたコラムを連載中。愛称は田中‟ダスティ”ねぃ

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