記者も走ってきた! 京急「車掌置き去り&1駅ダッシュ」騒動を現地検証する (2/4ページ)
実際に走ってみなければ分からなかったこと 
北品川駅改札がスタート地点 改札横の窓口が駅務室
北品川駅へ向かう。できるだけ同じ距離とコースでタイムを計測するため、スタート地点は北品川駅の駅務室がある改札前、ゴールは新馬場駅のホームとした。ここを3分以内で走り抜けられるか。
忠実さを持たせるため、服装はシャツ、スラックス、革靴と、車掌の格好に近づける。もちろん体操をする時間の猶予はない。時間帯も、辺りが暗くなった午後6時。

第一京浜道路を全力疾走
走り出す。歩道は広くなく、2人がすれ違える程度だ。所々で工事もしている。対向者がいたら徐行しなければならないが、車掌が走ったのは午前0時12分頃なので人通りは多くなさそう。この狭さは速度上さほど問題にならないだろう。

工事中の箇所もあり、道は広くない
最近はあまり運動していなかった記者だが、意外とスピードが出る。なぜだ。疑問に思ったが、どうやらこの第一京浜道路、北品川駅から新馬場駅に向かって緩やかに下り勾配がついていた。車掌の速さの要因の一つはこれだろう。
「なんだ、下り坂だし大したことはない...」 調子よく風を切っていたが、400メートルほどを過ぎた辺りで突如、疲労がのしかかる。序盤で飛ばし過ぎたのか、息が苦しい。一説によると、700メートル程度の中距離走は瞬発力、スピード維持能力、心肺能力の3つが高レベルで要求される「苛酷な競技」らしい。