つい最近も「マリオメーカー問題」として、ニコニコ動画を中心に動画配信界隈で大きな話題になった「ゲーム実況」。現在、ユーザー投稿型の動画サイトやユーザー生配信系メディアでは、若年層を中心に多くの支持を集めており、Youtuberを中心とした「商品レビュー」や「ニュース批評」の勢い、そしてニコニコの動画制作者を中心とした「歌ってみた」や「踊ってみた」や「MMD」・「ボカロ」の勢いを大きく凌ぐ形で、メインコンテンツの地位に君臨し続けている。


⇒何故ゲーム配信者は金になるのか？(10月16日22時から生放送)
http://www.charapedia.jp/article/show/9972/


　特にここ数年は、ゲーム実況者が企業の企画配信やメーカーのゲーム宣伝配信番組などにキャスティングされるケースも増え、マックスむらい氏を筆頭に、ドグマ風見氏、ガッチマン氏、M.S.S Project、最終兵器俺達など、有名ゲーム実況者の名前を連日様々なメディアで目にする事も多い。有名Youtuber「HIKAKIN」のプロダクション「UUUM」など、ゲーム実況者のキャスティングやマッチングをおこなうプロダクションも、実は既にいくつか存在しており、そういったプロダクションは、様々なサイトのゲーム実況者の生放送の来場者数や動画の再生回数などをみて、青田刈り的なスカウト活動もしているようだ。

　ゲームセンターCXの真似事から始まったと言われる「ゲーム実況」が、これほどまでに市場化することを誰が予測しただろうか？ゲームを語る上で、ゲーム実況の存在は徐々に無くてはならないものになりつつある。現在、ネット配信の番組でもっとも視聴者を呼べるのは、声優とゲーム実況者だとも言われており、声優志望の若者が増えているのも、ユーザー生放送がゲーム実況だらけなのも、ネット配信番組のキャストを席巻するこの２ジャンルに夢を抱く人間が増えたからなのかもしれない。

　今回のキャラペディア公式動画番組『キャラぺろふくろとじ（仮）』（毎週金曜日２２時から生放送）では、「ゲーム実況は何故金を生み出すのか？」と題し、SFの新鋭評論家の藤田直哉氏と作曲家の柳英一郎氏で、ゲーム実況がなぜここまでの需要があるのかを徹底分析する。テーマに興味があるという方はぜひご視聴頂きたい。

⇒何故ゲーム配信者は金になるのか？(10月16日22時から生放送)
http://www.charapedia.jp/article/show/9972/