トヨタが将来の水素社会に組込む「FCVコンセプトカー」を提案
source:http://newsroom.toyota.co.jp/
トヨタ自動車が、東京モーターショー2015にコンセプトカー『TOYOTA FCV PLUS』を出展する。
広大なグラスエリアが印象的で、いかにも“未来のコンパクトカー”然とした佇まいをみせるこのクルマ、10数年後の水素エネルギー地産地消時代に向けた近未来のFCV(燃料電池車)だと言う。
エクステリアは、空気抵抗低減に極力配慮したデザインになっており、車両底面も角や突起物がいっさい見当たらない滑らかな形状となっている。

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車両サイズは全長が3,800mm、全幅が1,750mm、全高が1,540mmとかなりコンパクトだ。
■ 移動体として広大な室内空間を確保
FCスタック(燃料電池)を左右のフロントタイヤ間に配置、水素タンクはリヤシート後方に搭載されており、動力系にはインホイールモーターを全輪に採用している。

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機能部品を車体の前後に集約、四隅に車輪を配置することで、コンパクトなボディサイズにも拘わらず、3,000mmという余裕のホイールベースを確保、ゆったりとした室内空間と最適な重量バランスを実現している。
インテリアには、軽さと剛性を両立する3次元立体骨格構造を採用、先進的なイメージを演出している。

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■ 来るべき水素社会のインフラに組込む
同社が『FCV PLUS』でテーマとしているのは、移動するためだけに水素エネルギーを消費するのではなく、社会に分散する“電源”の役割を持たせること。
近い将来、水素エネルギーの“地産地消”が進むことを前提に、FCVを単なる“エコカー”ではなく、自らエネルギーを地域に供給する“エネカー”へ移行させることを想定しているのだ。
具体的には「地域産の水素で発電」、「発電機能を地域で共有」、「後々も発電機として利用」の3つの使命を併せ持たせている。

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搭載された水素タンクに加え、地域で生成され蓄えられた、車外の水素からも直接発電が可能で、自宅や移動先でも安定した電力の供給源として機能する。
また駐車中など、移動手段として利用していない時は、社会インフラの一部として発電機能を地域で共有。
移動体としての使命を全うした後も、FCスタック(燃料電池)を発電装置として再利用することで、地域社会のエネルギー源として貢献する。
つまり、FCV最大の特徴である“発電装置”としての有用性を、今後の水素社会のインフラに組み込もうという、壮大なテーマを具現化した一台となっているのだ。
【参考・画像】
※ TOYOTA、第44回東京モーターショー2015に、クルマの新たな可能性を追い求めたコンセプトカーを出展 – TOYOTA Global Newsroom
※ TOYOTA FCV PLUS – TOYOTA Global Newsroom