秋の旬野菜! 今がおいしいアボカド・玉ねぎの正しい保存法

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旬の食材は栄養価が高く、味もおいしいので積極的に食生活に取り入れたいものです。ところでみなさんは、アボカドや玉ねぎは秋が旬って知ってましたか? 特に一人暮らしだと、食材を買っても使い切れず保存しておくことが多くなります。そこで今回は、アボカドや玉ねぎの正しい保存方法をご紹介します。

■疲労回復にもダイエットにもいいアボカド

日本に流通しているアボカドはメキシコ産のものが多いのですが、メキシコでは10月〜12月が収穫のピークです。ニュージーランド産や日本産のものもだいたい同じで、秋はアボカドの旬の季節となっています。また、アボカドは「世界一栄養価が高い果物」として、ギネスブックに載っているほど栄養的に優れているのをご存知ですか?ビタミンB2が豊富に含まれ、疲労回復したり血液がさらさらになったり、さらに整腸作用まで。食物繊維が多いのでお通じがよくなる効果が期待できます。さらに筋肉の成長を助けるとともに無理なく体脂肪を落とすのにも役立ちます。アボカドはどんどん食生活に取り入れたい食材なのです。

■アボカドの保存方法

ただ、アボカドは切って空気にふれさせるとすぐに酸化して黒くなってしまいます。まるまる1個は一人で食べるにはちょっと多いため、保存に困っている方も多いのではないでしょうか。半分のアボカドを保存するときは、種を残しておいて、空気に触れる部分をできる限り少なくしましょう。そして断面にレモン汁をかけます。レモン汁に含まれるビタミンCの還元作用により、黒ずむのを防いでくれます。使うのは市販のボトル入りレモン汁でもOKです。あとはなるべく空気を入れないよう、ラップをかけて冷蔵庫へ。皮が緑色で固いアボカドはまだ熟していないので、冷蔵庫に入れず室温で追熟させます。皮が茶色になってきたらビニール袋に入れて冷蔵庫に入れましょう。

■玉ねぎも秋が旬

玉ねぎは一年中流通していますが、旬は春と秋。秋に捕れた玉ねぎは、加熱すると甘みが強く出ます。玉ねぎも血液をさらさらにしてくれることで知られています。そのため動脈硬化や脂肪肝の予防になったり、コレステロールの代謝を促進する効果も。さらにフラクトオリゴ糖が豊富で、ビフィズス菌の働きを助け、便秘解消にも役立ちます。

■玉ねぎの保存方法

玉ねぎは1〜2ヶ月は保存できる野菜ですが、湿度の高い場所に置いておくと傷んでしまいます。日が当たらず、風通しがよい冷暗所で保存するようにしましょう。ひとつひとつストッキングに入れて、つるしておくのもいい方法です。ただ、新玉ねぎは水分量が多く、腐敗しやすいので、酸素に触れないようビニール袋に入れ、冷蔵庫で保存します。切ったものは、切り口が乾燥してしまいますのでぴったりラップをして、冷蔵庫に入れましょう。

いかがでしたか?アボカドも玉ねぎも、ちょうどよい保存温度があります。そして共通して言えることは、ラップを使って酸化や乾燥を防ぐべきだということ。せっかく買った旬の食材を、ムダにせずしっかり使ってくださいね。

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