美肌の敵! 「あごニキビ」ができる原因と治し方のポイント5選

多くの人を悩ませる、美容の大敵「あごニキビ」。お出かけの日の朝、あごにポツンとできた吹き出物を見つけてしまって、がっくりと肩を落としたことのある方もいらっしゃるかもしれませんね。この憎きあごニキビ、どのような原因で発生するのでしょうか。また、どんな治療が有効なのでしょうか?
■あごニキビとは?誰が悩んでいるの?
あごニキビとはその名の通り、口元からフェイスラインの下あたりのエリアにできてしまう吹き出物のこと。この箇所にできるニキビは、同じ場所に繰り返しできやすいと言われています。
あごニキビといえば、大人の肌悩みの代表格。思春期の少年少女の肌はもちろん、20代・30代の肌にも多いのが、このあごニキビです。女性だけではなく、男性にも多く見られます。理由については後述しますが、あごは様々な要因から、吹き出物ができやすい・繰り返しやすい場所とされているのです。
対策用品としては、洗顔料や保湿クリームはもちろん、専用の内服薬まで販売されています。皮膚科や美容外科の広告を見ても、ニキビに悩む人をターゲットとしているものは少なくありませんし、そこには数多くの治療法が提案されています。このように市場の大きさを見ても、この頑固な吹き出物に悩む人の多さが推測されます。
■まず気を付けたい「外的要因」
あごニキビができてしまう、同じ場所に繰り返してしまう原因の一つが、外的な刺激によるものです。
実は汚れの溜まりやすいパーツである、あご。その理由として、手や衣服によるこすれ、布団やまくらカバー等による刺激、シェービングの際の接触、洗顔時のすすぎ残し等が挙げられます。なるべくなら「汚れたものに触れない」「こまめに清潔にする」ことがベストですが、毎日生活している中では、なかなかそうもいきませんよね。
また、あごは顔の中でも、比較的肌のターンオーバーが遅い箇所でもあります。落ち切らない角質が肌荒れの原因となり、ニキビをつくりやすい環境を生んでしまうことも、知っておきたいポイントです。あご周辺の皮膚にざらつきを感じたことがある方は、少なくないのではないでしょうか。フェイスケアを徹底しようとしても、注意は顔の真ん中に集まってしまうもの。あなたは毎日、あごまでしっかり洗ったり、保湿したりできていますか?
■どうにもならない「内的要因」も……。
あごニキビの発生には、「外的要因」だけでなく、「内的要因」も関わってきます。
まずは、ホルモン分泌によるもの。女性ホルモンの一種である「黄体ホルモン(プロゲステロン)」は、ニキビの発生原因のひとつであると考えられていますが、これは月経周期後半(つまり生理の前後)に増加すると考えられています。生理前になるとあごにポツポツが……という方は、まさにこのタイプといえるでしょう。
ニキビを発生させる内的要因は、それだけではありません。睡眠不足やストレスや便秘、そして、冷えや過剰な乾燥などにより、体に負担が掛かる状況が重なることで、ニキビができやすい肌環境ができあがってしまうことも考えられます。そして、これら内的要因と、前述の外的要因が重なり合ってしまうと、更にあごニキビを繰り返しやすい状況になってしまいます。跡に残りやすいパーツだけに、そんな悲しいサイクルは避けたいところですよね。
■まずは自分の周囲からキレイに!
今日からできるあごニキビ対策として、まずは、外的要因への対策をご紹介します。
初めに、自分の肌に触れるものを見直してみましょう。枕カバーやバスタオル、フェイスタオルは清潔に保てていますか?化粧用のパフや洗顔用のブラシは、定期的に洗っていますか?それらを清潔に保つだけでも、傷つきやすい顔まわりへの刺激は、随分和らぐはずです。
溜まってしまった角質への対策は、市販のピーリングジェルもおすすめ。洗い上がりの肌をタオルドライしてから、ピーリングジェルを適量手に取り、気になる部分に塗り伸ばします。ジェルがポロポロと固まってきたら、すすぎ残しの無いよう、しっかり洗い流します。お手入れの後は勿論、保湿ケアを忘れずに。
男性の場合、見落としがちなのが、カミソリやシェーバーの手入れです。定期的なクリーニングをしないまま使っていると、実は相当の汚れが溜まってしまっているもの。お家に帰ったら、一度確認してみてくださいね。
■内的要因は、クリニックを頼るのも手!
あごニキビの原因の一つ、内的要因に立ち向かうには、生活の改善も必要です。
まずは、なるべくしっかり睡眠を摂ることや、体を冷やさないことを心がけましょう。お通じに効くような繊維質のメニューを選ぶことや、体を冷やすと言われている食物や飲み物を避けることも大切です。嗜好飲料の多くは特に、体温を下げると言われています。美肌は普段の食習慣から作られるのかもしれませんね。
生理前後にあごニキビが増えると実感されている方は、月経前症候群への対策も有効です。最近では市販薬も販売されていますから、ドラッグストア等で相談してみるのも良いでしょう。
但し、複合的な理由が考えられる方や、体質的な原因が疑われる方、根本的な治療をしたいと考えている方は、一度皮膚科を受診することも重要です。ニキビ治療を得意とするクリニックは、全国に数多く存在しています。口コミ等も参考にしながら、自分に合ったお医者さんを見つけてみてくださいね。