内定式を欠席する際の伝え方と気をつけたいポイントまとめ

フレッシャーズ

内定式は、その会社に入社するという意思確認の場です。しかし内定式はたいてい平日に行われるため、大学を欠席する必要があるなど、予定がどうしても合わない場合もありますよね。内定式を欠席したいと思った場合、どうすれば良いのでしょうか。簡単にまとめてみました。

■欠席する理由はウソをつかない

内定式は、欠席しても構いません。そもそも内定式で行われることは、会社から内定通知書が渡され、学生が承諾書を提出することです。郵送でも可能なことですよね。これをわざわざ内定式という形式で行うのは、会社側の「時間をかけて採用した学生に逃げられたくない」という気持ちが働いているのです。

内定式を欠席する場合、面接などでやり取りをしていた人事担当者に連絡して伝えることになりますが、欠席理由はウソをつかないようにしましょう。ありもしないのに「学会に出席するので」なんて言ってしまって、バレた場合には入社前から印象が最悪になってしまいます。最も無難なのは、「欠席できない授業があるので」でしょう。学生ですので、学業が最優先で構いません。

電話とメールのダブルで連絡するのが丁寧ですが、今までのやり取りによってはメールだけでも構わないでしょう。その場合、「都合により、欠席」として理由をあいまいにしておくこともできます。ただ、優秀な学生を他の会社に取られたくない人事担当者が電話をかけてくる可能性もあるので、理由は考えておきましょう。

■内定式に出席したくない心理

内定式に出席したくない学生の心理には、さまざまなものがあります。面倒、必要性を感じない、つまらなそう……。確かにどれも正しいかもしれません。しかし、会社側の気持ちを考えてみると、違った角度で見ることができます。

たとえ大企業で内定者が数百人もいるとしても、会社はひとりひとり面接して、真剣に採用活動してきたのです。人事担当者は、その全員に思い入れがあります。「ぜひこの会社に入ってほしい」という気持ちがあるのです。そう考えれば、内定をくれた会社に感謝したり、早く会社の力になりたいと思うこともできるはずです。

本当にその会社へ行きたいのなら、時間のやりくりをして何とでもなるはずです。欠席するということは、「そこまで熱意がない」と捉えられてしまう部分もありますから、「めんどくさい」などの理由で欠席することは避けるべきでしょう。

■内定者懇親会に欠席すると人間関係で出遅れることも

内定式では、内定者懇親会が行われることも多いです。その場には内定者だけでなく、人事担当者、会社のトップ、各部門の管理職が参加していることもあります。内定式や内定者懇親会に欠席してしまうと、そういった人間関係の面で他の内定者と差が付くことになります。入社してからの研修で取り返せる程度の差ですが、気持ち的に出遅れた感を持つかもしれませんね。

また、内定者同士のつながりもできるため、入社したときにはすでに周囲は仲良くなっているということもあります。こちらも、入社してからどうとでもなる問題なのですが、気にしてしまう人は欠席しない方が良いでしょう。

■内定式は欠席しても構わないが、一定の覚悟が必要

内定式は社会人になる最初のステップです。欠席する場合も誠実に対応しましょう。印象が悪くなることもありますが、入社してから挽回することが可能です。しっかりと身の振り方を考えましょう。

(ファナティック)

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