スマートフォンを使うことで、精密で安価な3Dスキャナーが実現! (2/2ページ)
そのために緑色のレーザー光を使いつつ、価格を低く抑えることに成功したのだ。
■ スマホ活用で操作も簡単
また、スマートフォンを使っているため、計測したデータはすぐに画面で見ることができる。
加えて、計測作業そのものも、専用アプリを使って手順をガイドしてくれるので、一般ユーザーにとっても簡単になっている。
アプリ内でデータをつなぎ合わせることができるため、ターンテーブルは必要ではないものの、Bluetoothでコントロールするターンテーブルもオプション設定される。
小さいものをスキャンする場合は、ターンテーブルを使ったほうがやはり楽だという。

source:http://www.eora3d.com/
この『eora 3D』は、『Kickstarter』における先行予約で、最初の150個が199ドルで販売されていたが、それはすでに売り切れとなり、当原稿執筆時点では、『eora 3D』単体が229ドルから、『eora 3D』とターンテーブルのセットが289ドルから購入可能となっている。
発売後の小売価格は、『eora 3D』が330ドル、ターンテーブルとのセットが399ドルになる見込みだ。
すでに3Dプリンターは続々と一般ユーザー向けのものが発売されている。さらに3Dスキャナーも安価に手に入るようになると、容易に立体の複製が可能になる。
近現代のテクノロジーは、撮影や録音、印刷などの技術によって、さまざまなものの複製を実現してきたが、ついに立体(サイズや構造はかぎられるが)にもその波が押し寄せるのだ。
これからの文化は立体のデータをどのように消費するのだろうか?
3Dスキャナーの普及は、またひとつ、文化、テクノロジー、産業のひとつの転換点となるかもしれない。
【参考・画像】
※ eora 3D
※ eora 3D | High-Precision 3D Scanning on Your Smartphone – Kickstarter
【動画】
※ Cup Sample Scan – YouTube