幻想的! 1500万個のシャボン玉の海にもぐる「Memorial Rebirth 千住 2015 足立市場」 (2/2ページ)
空に昇っていく、無数のシャボン玉。お父さんの肩車に乗った子どもたちも、楽しそうに見つめています。シャボン玉の機械や送風機をあやつる「大巻電機 K. K」は、小学生の父兄によるソフトボールチーム「千寿リーグ」と、東京電機大学の学生がともに活動しています。 空に浮かんで消えていくシャボン玉を見ていると、なんだかほっこりした気持ちになりました。

地域の方々による食べ物屋台エリア。すりみ揚げパンや千寿葱ピクルス、玉こんにゃくなどのメニューが並んでいました。どれを食べようか迷ったあげく、千住魚河岸ねぎま鍋をいただきました。さかなのダシがきいています。(マグロではなく、メカジキのハラスが使われているそう)
ピンクとブルーのシャボンわたあめが子どもたちに大人気。20分待ちの行列ができていました。十数年ぶりに食べたわたあめの味はとてもやさしい甘さで、名前のとおりふわりとシャボン玉のように口の中で溶けていきました。
夜は一転して、幻想的な雰囲気に。 夜の部「半時の永遠、きらめきの流れにたゆたう」
18時からは夜の部がスタート。始まる前のライトアップからすでに、昼間とはまったく違う雰囲気が漂っています。白い衣装を着たパフォーマーが登場。布が付いた長い棒を振りかざしています。シルクのような白い布に光が当たり、暗闇の中できらめき、たゆたいます。

中央のタワーからシャボン玉も放たれ、よりいっそう幻想的な雰囲気に。音楽は、ピアノとコントラバスの生演奏。即興で奏でる音に合わせ、パフォーマーが右へ左へと動きまわっています。空へ浮かんでいくシャボン玉。夜空に浮かび、下からの光に照らされたその姿は、まるで星のように美しく輝いています。

まちの人々と一緒に作り上げていくアート。
終演後、大巻伸嗣さんにお話をお伺いしました。
「今年はじめての試みもあったので、緊張しました。無事終わってホッとしています。演奏とパフォーマーはプロですが、ほかは地元の有志によって作り上げました。次はあと3年~5年かけて、市民の方々みんながパフォーマンスをして、自分たちでイベント全体を作り上げるようにもっていきたいですね」
無数のシャボン玉が浮かぶ空を見上げながら「Memorial Rebirth」の意味をあらためて深くかみしめていました。子どもたちも、大人も、きっとこの日見た情景を忘れることはないでしょう。
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(取材/村中貴士)