ジントニック1杯に18グラム!意外と多いお酒に含まれる砂糖量 (1/2ページ)
ビール、ワイン、甘いカクテル……みなさんはどんなお酒を好んで飲んでいますか?
イギリスの雑誌『The Grocer』によると、現代の若い成人に人気のアルコール飲料は、レッドブルウォッカ、フルーティーなワイン、スピリッツを加えたビールだといいます。
レポートで研究者は「レッドブル世代の若者が成長しています。甘いエナジードリンクで育てられた彼らが成人になり、パブに行ったり、家でお酒を飲みはじめたりしています。飲むお酒も甘くなっています」と述べています。
イギリスの国民保健サービスは、砂糖摂取量を1日50グラム以下に抑えることを推奨しています。しかし現在、イギリスでは砂糖摂取量が高いことが大きな問題になっているそうです。ではアルコールには、どれだけの量の糖分が入っているのでしょうか。
■1:ワイン
最近の研究によると、通常、赤ワイン、白ワインに含まれる糖分は、砂糖に換算すると小さじ1杯未満だといいます。
しかしグラス1杯250mlのワインは、228カロリーになります。これは44グラムのチョコレートバーと同等。1杯175mlのワインなら、160カロリーほどになります。
またシャンパンは125mlで89カロリーです。このカロリーを消費するには、9分間走る必要があります。
■2:プロセッコ
1杯のプロセッコには、砂糖およそ1グラムが含まれます。80カロリーで、1杯のワインよりも少ないカロリーになります。
■3:ラガー
フォスターズのラガーには、100ml当たり2.7グラムが含まれています。1パイント(568 ml)では、13.5グラム以上含むことになります。
これで1日の砂糖量の27%にもなります。また1パイントのラガーは、約170カロリーです。
■4:アルコポップ
果汁や炭酸が入った低アルコール飲料「アルコポップ」は、1本で171カロリーです。1本には、小さじ約5杯分もの砂糖が含まれているそうです。