熱がでたときは「汗をかいた方がいい」っていうけれど、コレって本当? (2/2ページ)
このような人は熱がこもりやすく、熱が下がりにくい傾向がありますが、必ずしも治療が必要というわけではありません。
漢方薬の葛根湯という薬はよく風邪薬として使われますが、この薬は汗を出させて風邪をよくする働きがあるので、生まれつき汗をかきにくい人がこの薬を飲むと、風邪が治りにくいだけでなく、体調を崩す可能性があります。漢方薬はこのように体調や証によっては効果が出るどころか、調子を崩してしまうことがあるので、安易には使わないようにしましょう。
医師からのアドバイス 手のひらや脇の下に汗をかくだけであればあまり影響はありませんが、全身に汗をかく場合は、ナトリウムとカリウムという電解質の身体の中のバランスが狂うことがあります。ナトリウムは水と一緒に移動するため、汗でナトリウムが失われると脱水になるだけでなく、筋肉の動きが悪くなったり、めまいや意識障害が起こることがあります。カリウムが失われると、不整脈が起こることもあります。
このようなことを予防するために、汗をかいた時は水分補給だけでなく、ナトリウムやカリウムなどの電解質もしっかり補給しましょう。
(監修:Doctors Me 医師)