合戦で日本刀はほとんど使われなかったって本当? (2/2ページ)
■「刀で一騎打ち」では引き分け続出?
時代劇=日本刀のイメージに反し、合戦ではあまり活躍していない。矢も槍も失ったあとの近接戦限定で、攻撃よりも護身用と呼ぶべき存在だったからだ。
鎧兜(よろいかぶと)を装着したものは具足(ぐそく)武者と呼ばれ、胴はもちろんのこと、
・兜(かぶと) … 頭
・錣(しころ) … 首、肩
・臑当(すねあて) … すね
で全身が守られ、これらを刀で切る/刺すのはほぼ不可能。すきまを狙って攻撃するのが精いっぱいだったため、リスクを冒してまで「刀で一騎打ち」を望む理由がなかったのだ。
映画やドラマでは、立派な鎧兜に身を守られたもの同士の一騎打ちシーンがあるが、武器が尽きたあとの「延長戦」でない限り、実現する可能性は極めて低い。合戦では、刀よりも石のほうが実用的と知ると、ちょっとがっかりな気分になる。

■まとめ
・戦国時代の合戦では「石を投げつける」原始的な攻撃がおこなわれていた
・脅威だったのは、鉄砲や矢などの「飛び道具」
・槍は「突く」のではなく、上から「叩く」武器
・鎧(よろい)や兜(かぶと)には、刀は効果的ではなかった…