睡眠時間はホントに7時間も必要?産業革命より前と比較してみた (2/2ページ)
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睡眠
アメリカでは国民の5%が睡眠薬を飲んでおり、過去20年間でその数は倍増したそう。
今回研究の対象にした3つの狩猟民族は、どれも睡眠のパターンが非常に似通っていました。シーゲル教授は、「おそらく人間の先祖はみんなこの狩猟民族と同じような睡眠パターンだったのだろう」と推測しています。
また、アメリカ人の20~30%が慢性的な不眠症に悩んでいますが、これら狩猟民族で不眠症に苦しんでいるのは、わずか2%でした。なんと3つのうち2つの民族では、「不眠」という言葉自体が存在しないというのです。
■不眠症解消の鍵は温度にあり?
これらの民族で日の出や日没と睡眠に直接的な関係が認められなかったことには、温度が関係しているかもしれないとシーゲル教授は推測しています。つまり、温度が下がることが、体への睡眠のサインになるということ。
現代人は昔の人たちとは異なり、一定の温度に保たれた環境で生活しています。もしかしたら、睡眠に適した温度環境をつくることで不眠症の治療が可能となるかもしれないというのです。
そこで、睡眠と温度に関して今後さらなる研究が必要だとシーゲル教授は話しています。
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眠りは長さでなく質が大切という説はよく聞きます。質のいい眠りがとれないという人は、部屋の明かりではなく、温度を少し下げてみると、意外と眠れるかもしれませんよ。
(文/松丸さとみ)
【参考】
※Do We Really Need to Sleep 7 Hours a Night?-The New York Times