NHK朝番組で“神展開”発生「有働由美子アナの付けまつ毛が…」

10月28日放送のNHK朝の情報番組「あさイチ」で、生放送ならではの衝撃ハプニングが発生。大きな話題を集めた。
「あさイチ」は朝8時15分、朝の連続テレビ小説の後に放送される。出演者のV6・井ノ原快彦と有働由美子アナ、柳澤秀夫解説委員がドラマの感想を述べ合うオープニングは「朝ドラ受け」と呼ばれ、これを楽しみにしている視聴者も多い。
10月28日放送の朝ドラ「あさが来た」は、鬼気迫るシーンが放送された。主人公・今井あさ(波瑠)の姉はつ(宮崎あおい)の姑・眉山菊(萬田久子)が「疫病神や!」とはつを罵ったところ、はつの夫・惣兵衛(柄本佑)の怒りが爆発。実の母・菊に対し、
「疫病神はお前や!」
と短刀を振り下ろす一幕があった。
このシーンを受けてか、「あさイチ」のオープニングは暗い雰囲気で始まった。有働アナも呆然とした表情を見せ、井ノ原のテンションも低いまま時間が流れた。
「つけまつげが取れちゃったみたい」
しかしここから、突然のアクシデントにより、まさかの展開に。有働アナが頭を下げて右目を押さえ始めて間もなく、井ノ原が有働アナの異変に気付いた。顔を上げた有働アナの右目の上まぶたからつけまつげがぶら下がり、揺れていたのだ。有働アナは、
「つけまつげが取れちゃったみたい」
と一言。その瞬間、スタジオは大声で笑い声が飛び交う明るい雰囲気に一変した。
井ノ原も、
「もう、(つけまつげ)取ってきてください」
と、有働アナを退席させ、井ノ原は約3分間、柳澤解説委員と二人で番組を進行させた。
「朝から笑えた」
「今日の朝ドラ、有働さんのつけまに全部もってかれた」
シリアスなシーンの後に有働アナのつけまつげ事件。シリアスなドラマから爆笑ハプニングという神展開に、視聴者も大ウケした。
「有働さんはこれまでにも出演中に脇汗を大量にかき、くっきり服にシミが出て話題になるなど、隠れウォッチャーが多いアナ。本人もその自覚があるのか、最近では開き直った対応が板に付いています」(番組関係者)
通勤や通学時間等の影響で朝ドラを見られない人にとって、「朝ドラ受け」以外にもひそかなNHKの楽しみがあるという。それは、朝ドラ再放送(12時45分)の直後のニュースに出演する、高瀬耕造アナの表情だ。
2013年の「あまちゃん」の頃からドラマの展開によっては表情が明らかに崩れていたこともあり、「高瀬アナの受け」と呼ばれ人気だ。この日はシリアスなシーンを受けてか、高瀬アナは眉間に少しシワを寄せた険しい表情でニュースを読み始めた。視聴者も、
「有働アナのつけまつげに続き、高瀬アナの眉毛が落ちないか、心配だった」
「高瀬アナの最初の表情、入り込み過ぎ」
と、大ウケだ。
朝ドラ受けは、番宣の要素が強すぎるという意見もあり、賛否両論だ。タモリが「あさイチ」にゲスト出演した2014年には、「ムカつくのでやめていただきたい」とダメ出しした過去もある。しかし生放送ならではのハプニングが楽しめることから、今後も目が離せなくなってしまった。
(取材・文/春山修司)