【冴え女シリーズ(7)】[根暗な私に先輩は眩しすぎる]第1話(後半)「あんた名前は?」 (1/2ページ)
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【冴え女シリーズ(7)】[- 根暗な私に先輩は眩しすぎる -]
■作品概要
いつも一人で過ごしている空気のような存在の「彩」。ひとりが好きな「彩」は、いつも教室や図書室で本を読んで過ごしていた。ある日の放課後、図書室の貸し出しカウンターで作業をしていると、学校の有名人「健」が現れ「俺、あんたに興味があるんだよな!」と爽やかに告げられる。両極端なふたりに恋は芽生える?
●第1話(後半)「あんた名前は?」
彩「・・・え」
健「本を読みたくて借りるわけじゃないから」
彩「読みたい、わけじゃ、ないんですか?」
健「うん、そう。あ、気が向いたら読むかもしれないけど」
彩「・・・じゃあ、その・・・えっと・・・なぜ?」
健「何故って、読みたいと思ってもいない本を借りる理由?」
彩「気に障ったら、その、すみません・・・」
健「そんなビクビクしなくても大丈夫だって。あ、俺の事もしかして怖い?」
彩「いえっ、や・・・あの、自分は、いつも、こう、なんで。誰にでも」
健「ああ、そうなんだ。よかった」
彩「・・・あの、本・・・」
健「選んでくれた?」
彩「う、あ、や、その・・・で、では僭越ながら選ばせて、もらいますと、この三冊がいいのでは、ないかと」
健「じゃあ、それで」
彩「え、ほんとに? いいんですか、これで」
健「いいよ。