天才テリー伊藤対談「蛭子能収」最近バスの旅には寂しさも感じてて (2/2ページ)
それがいいのかもしれないですね。
テリー 俺があの番組を観ていてすごいと思うのは、蛭子さんってカメラの前で堂々と寝るじゃないですか(笑)。今、寝ているだけでお金が稼げるタレントは蛭子さんぐらいですよ!
蛭子 アハハハ、でもあの番組、全然カメラを止めないからしかたないんですよ。
テリー 別に徹夜でバスに乗り続けるわけじゃないんでしょ? 寝ているように見えても、普通のタレントさんはカメラが回っている時、みんな「寝たフリ」なんですよ。
蛭子 そうかなぁ。
テリー そうですよ。それなのに蛭子さんは本気の熟睡ですから。俺はやっぱりそのあたりに蛭子さんの狂気を感じますね。蛭子さんはニコニコしながら人を斬るタイプですから(笑)。で、バスの旅は楽しんでますか?
蛭子 楽しいんですけど、この前はちょっと寂しさも感じましたね。
テリー へぇ、それはどういうところで?
蛭子 他の2人(太川陽介さんとゲスト)はマネージャーとかスタイリストが付いてくるんですけど、俺だけ1人なんですよ。
テリー 何を贅沢言ってるんですか。蛭子さんはスタイリストなんて付けなくていいんですよ!
蛭子 ええっ!? 何でですか!
テリー 最近のスタイリストなんて、すぐに原宿あたりから借りてきた今時の服を持ってきて、かわいい格好をさせようとするじゃないですか。蛭子さんには独特の存在感や匂いがあるんですから、そんなかわいい服なんて着せられたらダメなんですよ。
蛭子 ファッション誌に出ているような服はダメですか?
テリー ダメに決まってるじゃないですか。俺は「ガロ」にマンガを描いていた時の蛭子さんの狂気を知ってるからね。蛭子さんは特別な存在なんですから。
蛭子 そうですかね。
テリー おばあさんがやってるような町の洋品店の、20年ぐらい動いてない洋服を着てほしいです。そのほうが絶対にすごみが出ますよ。
蛭子 つまり、今日の服装みたいな感じってことでしょう? しかし、テリーさんは相変わらず俺に厳しいなぁ(笑)。