冬の食中毒、感染経路はどこから?何に気をつければいいの? (1/2ページ)
秋冬に食中毒が増える明確な理由ははっきりしていません。しかし、夏場の食中毒の原因は細菌による場合が多く、秋冬の食中毒の原因は、ノロウイルスなどのウイルスによる場合が多いようです。
今回は秋冬の食中毒について、医師の話を聞いてきました!
細菌による食中毒(夏場など) 細菌による食中毒は、細菌で汚染された食べ物を摂取することによって起こることが多いです。たとえ病原となり得る細菌を摂取しても、細菌の数が少ないと症状を起こさないことがあります。ですから食品管理を徹底していれば、たとえ発生しても散発的な発生で食い止めることができることが多いです。
また感染者の便から広がる場合がありますが、この点も細菌の場合は、トイレの管理や手洗いを励行していれば2次感染や集団発生をある程度防げることができます。
秋冬、ウイルスによる食中毒 秋冬に多いウイルスによる食中毒は、細菌と同じように汚染された食べ物から起こります。細菌による食中毒と同様に、食品管理である程度は防げます。
秋冬に食べる機会が多いカキにノロウイルスが多いことは、秋冬に食中毒が多い1つの理由ではあります。細菌による食中毒とは異なり、食中毒を起こすウイルスは、食べ物の中では増えませんが、摂取したウイルスの数が少なくても、抵抗力が落ちていたりすると、うっかり摂取してしまったウイルスが体内で増えて、発症してしまいます。
ウイルスは感染者の便だけでなく吐物からも広がりますので、吐物の処理を誤ると簡単に2次感染や集団発生を起こしてしまいます。しかも細菌とは異なり、(特にノロウイルスは)アルコールで死滅しません。ウイルスは消毒方法にも気をつける必要があります。