【アニメ漫画キャラの魅力】生徒会を支える影の功労者「リヴァル・カルデモンド」の魅力とは?『コードギアス 反逆のルルーシュ』

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 『コードギアス 反逆のルルーシュ』の舞台のひとつ、アッシュフォード学園生徒会。個性豊かなメンバーがひしめく中、独特の存在感をかもし出すのが、今回ご紹介する「リヴァル・カルデモンド」です。特に目立った特技もない、活躍した場面もない彼ですが、生徒会メンバーには欠かせないどころか、不思議と視聴者の記憶に残るのはなぜなのでしょう。


⇒リヴァル・カルデモンドとは?(コードギアス 反逆のルルーシュシリーズ)
http://www.charapedia.jp/character/info/1305/


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■明るく元気な愛されおバカキャラ

 とにかくお調子者。生徒会の中でも明るくムードメーカー的な役割で、いじられながらもみんなに愛されているのがリヴァルです。ルルーシュとは特に仲の良い描写が見られ、アニメ第1話では、2人で賭けチェスに出かけたりもしています。もちろん打つのはルルーシュ。リヴァルは彼のプロモーターだそうです(笑)。面倒見の良いルルーシュは、リヴァルに頼られると無碍に出来なかったりするツンデレなので、リヴァルくらい素直でストレートに表現してくれる人とは相性が良いのかもしれません。

■ミレイ会長と人の悲しむ姿に弱い・・・優しい奴

 リヴァルはミレイ会長に想いを寄せており、彼女の前だといつも以上に調子に乗ってしまいます。そのせいでよく空回りしているのですが、どうも改善の兆しは見られません(笑)。まったく相手にされていないにも関わらずアプローチは欠かさず、しかし真正面から告白する勇気はないヘタレさん・・・。生徒会メンバーの中で、1番“普通の男の子”ではないでしょうか。この『コードギアス 反逆のルルーシュ』という作品において、“普通”とはとても貴重な存在です。ブリタニア王国がどんどん物騒になっていき、戦闘に巻き込まれたり仲間たちが大変な目にあったり、楽しかった生徒会がなくなってしまったとき、それでもリヴァルはいつも通りに登校し、皆を心配し、少しでも空気が明るくなるように振る舞い、会長を気遣うのです。1番普通で1番優しい、リヴァルはそんな男の子です。

■実は生徒会を支えているのはリヴァルではないか説

 リヴァルが“普通”と書きましたが、彼自身もきっとそれを感じています。生徒会は、アッシュフォード家のお嬢様(理事長の孫)ミレイ、頭が良くイケメンのモテ男ルルーシュ、名誉ブリタニア人であり皇女騎士となるスザク、政府に登用されるほどの知識を持つニーナ・・・と、高校生とは思えないほどに個性的で有能な人たちの巣窟です。そんな中にいれば、自分にはなんの取りえもないと卑屈になっても仕方がないと思うのです。しかし、そのような感情を決して表に出さず、いつも仲間を信じてサポートし続けるのです。

 その存在感は圧倒的。後半は生徒会からみんないなくなり、ミレイ会長とリヴァル、シャーリーあたりが寂しく活動していますが、他の誰がいなくても、リヴァルのいない日は異常に寂しくなる気がします。

 個性豊かな生徒会メンバーの中で、目立ちはしませんが良い仕事をする「リヴァル・カルデモンド」。きっとリヴァルはいい男になると思います。色々な思想や正義のひしめくコードギアスの世界で、中立でみんなに優しいリヴァル。この物語になくてはならない存在といえます。きっと彼の明るさこそが、ルルーシュたちを救っていたのでしょう。


【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者:おのえ(キャラペディア公式ライター)

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