元猿岩石に見る!"温度差・格差のある"お笑いコンビ

学生の窓口

元猿岩石・森脇和成が「踊る!さんま御殿!!」(日テレ系)に出演し、11年ぶりのタレント復帰を果たした。「猿岩石」といえば相方はピンで活躍中の有吉弘行。1996年ヒッチハイクで旅を続ける「進め!電波少年」(日テレ系)に登場した無名の2人は瞬く間に大ブレークするが、その人気もすぐに陰りを見せ2004年には解散した。

一時はテレビから姿を消した有吉は2008年「毒舌キャラ」で再びブレークし、実業家を目指し結婚も離婚も経験した森脇はサラリーマンを辞め芸能界へ再度挑戦するという。しかし有吉とは事務所は別で、テレビ出演前「有吉に電話したが忙しいのか音信不通だ」と告白。『めんどくせーなー』という有吉の心の声が聞こえてきそうである。

さて「お笑いコンビ」には、不仲説をはじめ片方だけが売れてしまい格差が生まれてしまうパターンをよく見かける。

DonDokoDon →1994年に結成した山口智充と平畠啓史のコンビ。いつの間にか山口だけがピンでの仕事が増え、現在も"お笑い"というよりは司会や俳優として活躍中だ。2006年からはほとんど一緒に仕事をしている姿は見ていないことから、「解散」という言葉をあえて公表していないだけでほぼ解散状態のような2人。家庭を支えるため『なんでもやりますので仕事下さい!』と前向きで器用な山口に対し、平畑は自身のこだわりが強く意見が分かれたというのが大きな原因ではないかと言われている。

アンタッチャブル →1994年から結成している山崎弘也と柴田英嗣のコンビは、2010年に柴田が体調不良を理由に芸能活動を休止。後に女性トラブルが原因だったと発覚するが、復帰後も2人一緒の出演は目にしていない。柴田は「不仲説」を否定しているものの、"ザキヤマ"としてピン芸人で多忙を極める山崎の口からは一切何も語られていないことから、不仲説は払拭されないままだ。

ウーマンラッシュアワー →「そもそもコンビだったのか?」と勘違いされるほど、1人で出演することが多い村本大輔。相方の中川パラダイスがのんびり連休している間に、村本だけが仕事をしていることも多々あるようで、知名度も露出度も完全にコンビ格差のある彼ら。しかしながら中川はそれほど心配しておらず、村本との仲も良好なことからしばらく「解散」ということはなさそうだ。

フォーリンラブ →ハジメとバービーの締めのセリフ「YES!フォーリンラブ」でたびたび登場していたが、最近ではめっきり一緒の姿を見かけることはなく「バービー」のみで出演している。しかしハジメが結婚した際にはバービーが保証人となり「不仲」ではない様子。現在ハジメは「主夫」として家事洗濯を率先してこなしているようだ。

ビビる →現在「ビビる大木」の名で多忙を極めているものの、昔はコンビ名「ビビる」の大木と木内だった。レギュラーを5~6本抱え順調だったある時、ロケで事故にあい大怪我を負った2人。幸い命に別状はなかったものの、木内は結婚し子供が生まれた頃だったため『もう辞めようと思う』と大木に打ち明けたという。それぞれの人生を尊重し、その後解散。現在はビビる大木はピンで成功し、相方木内も制作プロデューサーとして頑張っている。

こうして見ると、一概に不仲だけでコンビの温度差が出るわけではないことが分かったが、仲が良いからといって売れる世界ではないだけに、"コンビ"の間では様々な裏話が潜んでいるようだ。

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