東村アキコのヒモ観:ロマン優光連載43 (2/3ページ)

ブッチNEWS

ヒモ個人の人間的かわいさをもって女性を癒やし、幸福感を与えるのがヒモの仕事なわけで、家事とかちゃんとするのは堕落でしかありません。ヒモとは人間力と可愛さに裏打ちされた神から選ばれた存在。普通の人間が働きもせずにこんなことやってたら女の人の怒りをかって廃棄されるのが当たり前ですが、選ばれたヒモは存在するだけで女性に幸福感を与えるのです。ヒモを養ってる女性は客観的に見れば何の役にも立たない粗大ゴミを養って不幸な女性に見えるかもしれませんが、重要なのは本人が幸福と感じるかどうかです。はたから見て経済的、物理的に幸せな生活に見えても本人が幸福感を感じられなかったらどうしようもないじゃないですか。どんな苦労をしてでも可愛がりたいと思ってしまうヒモと出会えたのなら、その女性は幸せなのです。

東村先生にはヒモについて正しい認識をしてほしい

 ヒモは強欲であったらつとまりません。お相手の状況に合わせた代償のみを求めなければなりません。相手を疲弊させて生活が破綻するようなことになったらどうにもならないのです。もし贅沢な暮らしがしたいなら、それなりの経済力を持った女性を選ばなければならないし、それは本人の力量です。ヒモの仕事は相手に幸福感を与えることであって相手に過度の負担をかけて結果的に魔法がとけてしまっては失敗でしかありません。
 魔法がとけるといえば、クリエイターだとか起業とか発明王だとか夢を持っている男性がその夢を担保にヒモ同然になるという例はよくありますが、これはあくまでも一時的にヒモ同然になってるのであってヒモではありません。夢で経済的に成功しなかったり、才能がなかったりした場合、魔法がとけて、女性と一緒に暮らすにしろ、捨てられるにしろ、働くことを余儀なくされるわけですし、ヒモだとするなら全く失敗でしかない。こういう関係は夢という担保をかけている時点でヒモとしては不純でしかありませんね。クリエイター系だと、経済的に成功しなくても芸術的価値を見いだして支援し続ける女性もいますが、これはパトロンと芸術家の関係性であってヒモではありません。真のヒモというものは、ヒモである状態そのものが目的なのであり、そこに夢だとかいう要素を入れることは許されないことです。東村先生はヒモ同然とヒモを混同しておられるようなので、正しい認識を得てほしいですね。

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