雑居ビルの会議室みたいな店内で食べる『中国家庭料理大連』のスープ餃子

東京メインディッシュ

雑居ビルの会議室みたいな店内で食べる『中国家庭料理大連』のスープ餃子

スープ餃子
650円

隠れ家的、昭和っぽい、レトロっぽい、いろんな雰囲気がウリの飲食店があるが、「雑居ビルの会議室みたいな店内」はなかなか珍しい。そんな雰囲気であるにもかかわらず、連日連夜、男女関係なく多くのサラリーマンの姿で溢れかえっている名店がある。

・2階の会議室っぷりは凄まじい
JR田町駅から徒歩3分ほどの場所にある、中華食堂『中国家庭料理大連』だ。ここはまさに雑居ビルの会議室。特に2階の会議室っぷりは凄まじく、パイプ椅子やホテルの広間にありそうな椅子が使用されている。

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・「そこは勘弁してね」という暗黙の了解
ここで過剰なサービスを期待してはいけない。店員は「スムーズに注文を聞いてスムーズに料理を出す」という部分だけを重視しており、ホスピタリティはほぼ0。ただし、それがいっさい不快に感じないのは、店員が適当に仕事をしているわけではないからだ。「そこは勘弁してね」という暗黙の了解がある。

・自分でテーブルの端に取りに行く
会議室にあるような長いテーブルに複数のグループが座って料理を食べるのだが、出された餃子がテーブルの端っこに置かれ、客の目の前に置かれないこともしばしば。いや、基本的に客の前に置かれない。自分でテーブルの端に取りに行く。ちなみに、忙しくないときはもう少し、客に近い場所においてくれるが、あまり期待しないほうがいい。

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・スープに浸されたプリップリの餃子が人気
それでも不快に感じないのはスムーズ重視ということを客が理解しているからであり、餃子が美味しいからなのだ。特にスープ餃子は絶品で、キリッとした醤油ベースのスープに浸されたプリップリの餃子が人気。

・コクの強いウマさを生む
食べる前から漂う醤油と餃子の香りに負け、腹を鳴らしてしまうほど。餃子だけつまんで食べても美味しいが、スープとともに餃子を食べると醤油と旨味が合わさった爽やかなスープが餃子の具に染み込み、コクの強いウマさを生む。

ちなみに、この食堂は野菜系の一品料理も人気があるが、大半の人が餃子をメインに注文し、ビールやサワーなどを飲んでいる。

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中国家庭料理大連
住所: 東京都港区芝5-15-3 大連ビル
時間: 11:30~14:00 17:00~24:00 土祝11:30~14:00 17:00~22:00
休日: 日曜日
http://tabelog.com/tokyo/A1314/A131402/13004557/

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