【アニメ漫画キャラの魅力】音駒の頭脳は脱力系現代っ子!?ゲームの達人「孤爪研磨」の魅力とは?『ハイキュー!!』

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 『ハイキュー!!』は週刊少年ジャンプにて連載されている、高校バレーの魅力がギッシリと詰まった作品です。連載当初のキャッチフレーズは「劇的青春」。また、作中では敵味方校共に個性あふれるキャラクターが多数登場し、多くのファンを魅了しています。コミックスの他にも、ノベライズ(小説)や四コマ本も刊行されており、TVアニメ放映は第二期が、前後編形式でTVアニメの総集編が劇場映画として上映されました。また3DSゲームの他にも、バレーボールを題材にした新しいカードゲーム「バボカ」も発売されています。今回は、そんな『ハイキュー!!』から、長年続く「ゴミ捨て場の決戦」でも烏野高校とは因縁深い事でお馴染み、音駒高校の頭脳派セッター「孤爪研磨」の魅力についてご紹介させて頂きます。


⇒孤爪研磨とは?(ハイキュー!!)
http://www.charapedia.jp/character/info/14218/


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■人見知りゆえの観察眼

 「孤爪研磨(こづめけんま)」は、音駒高校男子バレー部に所属する二年です。ポジションはセッター(s)、背番号は5番。瞳は金色のネコ目で、見るからに今どきの脱力系現代っ子です。髪は頭頂部が黒く毛先に行くほど金色な、いわゆるプリン頭。巻末漫画にその経緯が掲載されているのですが、バレー部で“目立たないように”と考えた結果何故か金髪に染め、段々と面倒になり今のプリン頭へと落ち着いたようです。

 最近の悩みと言えば“夏は暑いし冬は寒いこと”なのですから、どうやら研磨は筋金入りのインドア派。外に出ても、暇を見付けては携帯型ゲームにのめり込む描写が多いです。それゆえ、ゲーム全般は大変強く、小説版及び作中に於いても研磨のゲーマーっぷりは多く描かれ、14巻に掲載されたバボカ宣伝漫画では“「ハイキュー!!」界最強のゲーマー”とさえ呼ばれていました。

 子供の頃から他人の目を気にしていた事で、誰よりも観察眼が抜きん出ており、試合でもその能力は遺憾なく発揮されてきました。元々友達も少なく内向的ですが、主将兼幼馴染の「黒尾」に引き摺られるようにバレーを始めた節があります。どうやら元々バレーが好きなワケではなく、「トモダチ(黒尾)が困るから」という理由で続けているようです。他人の練習に付き合う事なども殆ど無く、自主練さえあまりしないようです・・・。一方、黒尾の方も、研磨にバレーを続けて貰わねば困る程に、彼の“観察眼”が音駒や自分達に必要である事を知っていたのでしょう。

■音駒の“背骨”で“脳”で“心臓”です

 こんな研磨なので、性格は超ローテーションな上に人見知りもかなり酷い・・・。しかし、宮城に練習試合に来た際、ひとり迷子になったところをロードワーク中の日向(こちらも迷子)と出逢い、何故か一方的に懐かれ、いつの間にか仲良くなってしまいました。更にその後、互いのメアド交換さえおこなっていたようです。滅多に自主練すらしない研磨が、たった数本とはいえ日向の自主練でトスを上げたのは、彼からしてみれば破格のサービスとも言えるでしょう。

 また、セッターとは言え、身長は169.2cmとやや低め、そして体重は58.3kg。“ヒョロッヒョロ”。です。しかし、そんな研磨を黒尾や音駒メンバーは「俺達音駒の“背骨”で“脳”で“心臓”です」と思っているようです。それを知っているからこそ、研磨も自チームを「最近は強いと思うよ」「強いのはおれじゃなくて皆だから」と言い切れるのかもしれません。

■面倒な連中に囲まれながら

 先にも触れましたように、研磨より一つ年上の黒尾とは幼馴染です。子供の頃からずっと一緒に遊び、中学でも一緒のバレー部に入り、それなりに楽しんでいたようです。しかし、高校に入ると先輩や後輩等の上下関係に辟易し、当時の三年が引退して猫又監督が戻るまでの間、研磨はかなり鬱積した日々を過ごしていたようです。それゆえ、運動部特有の上下関係を極端に嫌い、一つ年下の日向や後輩の「リエーフ」に対しても、センパイとかタメ口など自分には気にしないようにと断りを入れていました。

 そんな研磨の周りには、色々と変わった連中が集まります。幼馴染の黒尾などはその最たるモノ。試合前の円陣では「なんか恥ずかしい・・・」程の“アレ”な唱え文句を考え、「影山」にはそのセッターとしての能力の高さに“話し掛けたい”オーラをぶつけられ、後輩のリエーフには素人の癖にぶっつけで色々な技を試されたり、日向に至ってはいつも研磨に新しい驚きを与えています。しかし、そんな彼らに対し、研磨は研磨なりにキチンと向き合い、付き合ってあげています。脱力系現代っ子な研磨ではありますが、意外と義理堅い性質なのかもしれませんね。


【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者:高塔(キャラペディア公式ライター)

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