『ちびまる子ちゃん』のブラックキャラ。地の底に突き落とす永沢君のせりふ5選 (2/2ページ)
そして永沢君にもプリントが配られたとき、彼は急に冷静になってこう言います。
「キミ字が下手だなァ。英語よりお習字通った方がいいんじゃないかな」。花輪クンの親切心を、ズバッと切り捨てた永沢君の一言です。
●「たしかこの前フグの毒で死んだ人がいたよね」
⇒単行本11巻 その75「まる子、鍋モノさわぎ」の巻
まる子ちゃんは、教室でたまちゃんと「今日のうちの晩御飯は『フグ鍋』だ」と話していました。その話を近くで聞いていたのが、永沢君と藤木君です。
「藤木君、たしかこの前フグの毒で死んだ人がいたよね」「うん、新聞にのってたね」。この二人の会話を聞いて、まる子は「毒!! 死!!」とうろたえます。陰気な二人の連係プレーが、まる子に大きなダメージを与えました。
●「ひょっとしてキミ、今のメンバーじゃたよりないと思ったんじゃないのかい?」
⇒単行本10巻 その71「まる子、きもだめしに出かける」の巻
クラスメートのはまじが肝試しを企画します。まる子もこの肝試しに参加することになるのですが、集まった男子のメンツを見て不安になります。はまじ、永沢君、藤木君など、まる子からすれば「頼りない」メンツばかりです。
そこでまる子ははまじに「もう少し参加者を増やした方がいいんじゃない?」と提案します。それを耳にした永沢君がまる子のそばに来て、「ひょっとしてキミ、今のメンバーじゃたよりないと思ったんじゃないのかい?」と意地悪に詰め寄ります。心を見透かされたまる子は焦ってごまかそうとするのですが……。永沢君の怖さが出ていますね。
●「キミはさっさとひきょうを直して、みんなにつぐなうべきだね」
⇒単行本14巻 その111「藤木のひきょうを直す会」の巻
永沢君は、クラスメートの小杉君が転んでケガをしたとき、藤木君が逃げたと言うのです。「先生を捜しに行ったけどなかなか見つからなかっただけだ」と、藤木君は説明しますが、永沢君は言い訳だと信じません。その二人のやりとりを見ていたまる子も「きもだめしのときに私を置いて逃げた!」と藤木君に文句を言います。
まる子は「藤木のひきょうを直す会」を作って、藤木君を改心させた方がいいと言い出す始末。永沢君も会を作ることに賛成と、その話に乗っかるのです。藤木君は「自分がひきょうなばっかりにみんなに面倒をかけて……」と落ち込みます。その藤木君に永沢君が一言。
「キミはさっさとひきょうを直して、みんなにつぐなうべきだね」。いくら藤木君がひきょうだからといっても、これは言い過ぎですよね(笑)。
いかがでしたか? 永沢君はけっこうひどいことを言っていますよね。しかし、あのブラックな言葉は『ちびまる子ちゃん』という作品の大事な味付けでもあります。永沢君は暗いですが、非常に魅力的なキャラクターではないでしょうか。
(吉田ハンチング@dcp)