フランスは5年でOK!国籍取得は日本とフランスどっちが大変? (2/3ページ)
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■国際結婚はフランスより日本のほうが簡単?
フランス国籍の人と結婚して4年が経った人は、一定の条件を満たせばフランス国籍の取得申請ができます。この場合の条件の一例は、結婚式以来少なくとも3年フランスで生活しているということです。
結婚して一緒にフランスに住んでいる夫婦でも、少なくとも4年は別の国籍でいなければならないというのは期間が長いような気がしますが、これは国籍取得のための仮面結婚を防ぐ目的があるようです。
日本では結婚して3年以上で申請が認められるため簡単そうに見えますが、こちらも20種類以上の膨大な書類を提出し、自宅訪問などを経て、1年以上かけてようやく受理されます。犯罪歴の調査も厳しく、ちょっとしたスピード違反でもひっかかってしまうことも……。
■子どもの国籍はフランスのほうが日本より厳しい
フランス国籍以外の夫婦がフランスで子どもを産んだ場合、子どもが自動的にフランス人になるわけではありません。少なくとも片方の親がフランス人で、なおかつフランスで生まれた子どもには、フランス国籍が認められます。
つまり、お父さんがフランス人、お母さんが日本人の子どもがフランスで生まれたら、子どもはフランス国籍が取得できるのに、お母さんは結婚して5年経つまでは日本人のままということです。
これも「フランスで子どもさえ作れば子どもはフランス人だ!」と、国籍取得を目的に子どもを産むことを防ぐことが目的です。
日本では、基本的に父母のどちらかが日本人であれば、子供は日本国籍を選択することができる血統主義を採用しています。
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つまり、何らかの理由であなたがフランス国籍を手に入れたいと思ったとき、最短で5年後にはそれは叶えられるのです。しかし、日本では二重国籍は認められていないため、それは同時に日本国籍の喪失を意味します。
かつて日本人だったとしても、日本国籍を取得し直すことはとっても大変! 一度フランス人になってしまったら、日本人に戻ることはかなり難しいといえます。