おしゃぶり、育児本…便利だけど使いすぎは「赤ちゃんに悪影響」な子育てアイテム3つ

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おしゃぶり、育児本…便利だけど使いすぎは「赤ちゃんに悪影響」な子育てアイテム3つ

“おしゃぶり”って子どもを泣き止ませるのには便利ですよね。

おしゃぶりをはじめ、乳幼児期の育児をサポートしてくれるアイテムは世にたくさんありますが、どんなに良い製品も使い方によっては赤ちゃんに悪影響を及ぼすことがあります。

今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が“賢くないアイテムの使い方”についてお話します。

■おしゃぶり訴訟

おしゃぶりを3歳10ヶ月まで使い続けたところ“歯列や顎が変形するなど深刻な障害が残った”として、ある母親が大手用品メーカー『コンビ』に対して約1,000万円の損害賠償を求めた訴訟を起こしました。

この訴訟で問題とされたのは、おしゃぶりのメリットだけが記されており、長時間、長期間使用により乳児の正常な発達を阻害するデメリットについて記載がなかったことに関してでした。

結果、和解が成立しコンビ社は、おしゃぶりのパッケージに使用上の注意記載をし、他の販売メーカーもこれに追随するようになったということです。

■おしゃぶりのメリット・デメリット

おしゃぶりの誤った使い方により、顎顔面変形、歯列変形、口唇変形、低位した、咀嚼不全、発語構音不全などの症状が乳幼児に起こることがあります。おしゃぶり使用による『誘発顎顔面変形症』という病名もあるほどです。

ですが、下記のメリットもあります。

・指しゃぶりの防止

・顎の発育促進

・鼻呼吸の促進

うまく使えば乳幼児の発育に役立つものです。更に育児中、赤ちゃんがぐずったり、泣き止まない時に使うことで子どももママの乳首を吸う感覚でいられ精神的に安定し、親自身も育児ストレスから解放されることもあります。

でも“おとなしくさせるため”に長年使い続けるのは考えものかもしれません。モノに頼らず一緒に遊んであげたり、年相応のしつけをするなどの方法はなかったのでしょうか?

■「諸刃の剣」な子育てアイテム3つ

“諸刃の剣(もろはのつるぎ)”という諺をご存知かと思います。両辺に刃のついた剣は、相手を切ろうとして振り上げると、自分をも傷つける恐れがあることから、“一方では非常に役に立つが、他方では大きな害を与える危険もあるもの”を意味しますが、子育てアイテムにおいても当てはまるものがあります。例えば……

(1)“褒めて育てよ系”の育児本

子育て中のママは、“叱らないで褒めて育てよ”“個性を伸ばそう”の本を手にすることも多いと思います。

けれども、この言葉を真に受けて、子どもが友達を叩いても、何も注意しなかったり、レストランで走り回っても「個性の一つ、子どもは褒めて伸ばさなくてはならないから、自由に伸び伸びと育てている」と言って“しつけ”をしないでいたら、どうなるでしょうか? 野獣のようになってしまいますよね。

後で問題が起こったとき「あの本の著者の言う通り育てたら、酷い大人になってしまった」と“出版社と著者”を相手取って訴訟を起こすのでしょうか?

(2)スマホ

“子どもがおとなしくなるから”という理由で、ぐずったらすぐさま1歳の子どもにスマホを手渡すママがいます。電車内で騒いだときなど、一時的には役に立ちますが、一日中、数年間に渡っていじらせて、結果“ゲーム依存症”になったらどう思うのでしょうか。メーカーを訴えるのでしょうか。

(3)歩行器

今、使っている人は少ないですが赤ちゃんグッスで“歩行器”があります。子どもがヨチヨチ歩きで危なっかしいとき、家事の邪魔をされたくないとき等に、一時的に便利なこともあります。

でも、ずっと使っていたら筋力がつかず自分の足だけで歩くのが遅れます。“運動機能が発達しない子ども”を見てメーカーを訴えるのでしょうか。

4歳近くまでおしゃぶりを使わせていた子の顔つきは変えることができません。大人になったとき幼児期に時を巻き戻しして育て直しはできません。ゲーム依存症からの脱却も困難を極めます。

いかがでしたか。

良さそうだから、便利だから、楽だからという理由で、それに頼りっきりにしておきながら、結局何か自分に都合が悪くなった時は、その物・製品のせいにする人はちょっと“バカ親”ですよね。いつも相手が悪いと言う“他責の人”になって例え相手をやり込めても、結局被害を受けるのは、ご自分の子どもなんです。そんなことになる前に、賢い親でいましょうね。

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