【冴え女シリーズ(7)】[根暗な私に先輩は眩しすぎる]第5話(前半)「すげぇかわいいと思う」

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※この作品は、キャラペディア公式無料アプリ【冴えない女子が一時間で告白されるハズがない!?(ボイス&イラストアニメーションドラマ集)】に収録されている作品およびストーリーの一部となります。同作品を、「声優&イラスト」付きのアニメーションドラマとしてご視聴されたい方は、是非無料アプリ【冴えない女子が一時間で告白されるハズがない!?】をダウンロードしてお楽しみ下さい。詳細は↓から。


【冴え女シリーズ(7)】[- 根暗な私に先輩は眩しすぎる -]

■作品概要
いつも一人で過ごしている空気のような存在の「彩」。ひとりが好きな「彩」は、いつも教室や図書室で本を読んで過ごしていた。ある日の放課後、図書室の貸し出しカウンターで作業をしていると、学校の有名人「健」が現れ「俺、あんたに興味があるんだよな!」と爽やかに告げられる。両極端なふたりに恋は芽生える?


●第5話(前半)「すげぇかわいいと思う」


健「ははは、あんた笑ったり顔真っ赤にしたり結構忙しいな?」

彩「ちょ、調子狂うので変な事言うのやめてください」

健「俺は見たまんまの事を言っただけだけどなぁ」

彩「ほんと、なんなんですか一体・・・」

健「なぁなぁ、巴の話も聞かせてよ」

彩「え! いや・・・自分の話は、特に、面白くもなんともない、かと」

健「文芸部入ってるし、図書委員なんだから本読むのは好きなんだろ?」

彩「本は、はい、確かに好きです・・・」

健「どんな本読むの?」

彩「ジャンルは、決まってないですけど・・・ミステリーとか、海外作家のものとか。警察物も好き、です。ファンタジーも好きだし、恋愛小説も読みます。自分とかけ離れた世界の話が好きです。読み終わった後にそこから色々想像巡らせるのが楽しいです」

健「へぇ」

彩「結構脇役を好きになる事が多いので、この話の時にこの人はどこでなにしてたんだろ?って考えたり。もしも、ここにでてきたらどうなってたんだろうって想像したり」

健「もしかして俺が持ってきた本全部読んだ事あった?」

彩「まぁ、一応・・・好きな作者でもあったので」

健「俺はもちろんサッカーが一番好きだけど、アクション映画観たりすんのも好きなんだ。だから巴が選んでくれたこの本は俺の好みだと思う」

彩「あ、そうなんですか? じゃ、よかったです。・・・でも気が向かないと読まない、んですよね?」

健「あんま集中して活字読んだ事ないから、本を開いてみて、いけるか五分五分って感じ」

彩「い、一章くらいは、や、1ページぐらいは頑張ってみてください。それ、面白いんで、絶対」

健「巴がそういうなら頑張ってみるよ」

彩「が、頑張ってみてください!」

健「あはは、そんな顔を真っ赤にしてまで必死になって推すんだから絶対面白いんだろうなこれ」

彩「え、あ・・・」

健「さっきはチワワみたいだって言ったけど、今はリンゴみたいだ。かーわい」

彩「かわっ、かわいくない、です。自分はだって、周りからは“地味子”って呼ばれてるくらいでっ」

健「確かに、見た目は地味だけど、俺の言葉にいちいち反応してくれるのは、すげぇかわいいと思う」

彩「や、やめてください、からかうのは」

健「それに、はは・・・」

彩「え、あ、なに、笑ってんですか」

健「いやぁ、あんた本の事になるとちゃんと喋れるんだなぁって思ってさ」

彩「え、あ、す、すすす、すみませんっ」


【冴え女シリーズ(7)】[- 根暗な私に先輩は眩しすぎる -]第5話(後半)へ続く


●出演キャラクター

工藤健(くどうけん)17歳:高校生
巴彩(ともえあや)16歳:高校生

●声優および制作クリエイター

シナリオ:久潟椎奈
イラスト:三月涼
男性声優:内野真世
女性声優:澤江まゆき

●アプリ概要

様々なシチュエーション、たくさんのイケメン&イケボ男性との1時間のオリジナルラブストーリー(ボイス&アニメーションドラマ)を集めた、女子のための図書館、もしくは映画館のようなラブドラマアニメーションアプリです。

●アプリダウンロード

App store
https://itunes.apple.com/jp/app/id984016474
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近日リリース予定

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