激辛料理で「おしり」が痛くなるのはナゼ? (2/2ページ)

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トウガラシを使った料理の多いメキシコでは、大量に摂取するひとは胃ガンになる率が1.7倍にもアップするというデータもあり、つまりは胃を傷つける成分でもある。

「量」以上に注意が必要なのは「食べ合わせ」で、カプサイシンといっしょに摂取する食品によって胃ガンのリスクが大きくかわる。
 ・リスクが減る食材 … 野菜、果物
 ・リスクが増える食材 … 食塩、硝酸塩(しょうさんえん)

硝酸塩はもとより健康的な成分ではないが、土や肥料に含まれているため、どうしても野菜に取り込まれてしまう。内閣府・食品安全委員会の資料から、硝酸塩を多く含む野菜の代表例をあげると、
 ・サラダ菜 … 5,360mg/kg
 ・ホウレンソウ(夏) … 4,765mg/kg
 ・春菊 … 4,410mg/kg
 ・ホウレンソウ(冬) … 2,176mg/kg
 ・ダイコン … 1,447mg/kg
で、サラダ菜やホウレンソウにトウガラシをかける機会はあまりないだろうが、ダイコン+食塩+大量のトウガラシの漬け物はリスク増の要因が揃っているので食べ過ぎは厳禁だ。

ショウガに含まれるジンゲロールやコショウの辛み成分も、カプサイシン受容体を刺激してトウガラシと同様の働きをするので、やはり摂り過ぎは禁物。スパイスのきいた料理で元気回復を狙っても、かえって具合が悪くなることもあるのでご注意頂きたい。
激辛料理で「おしり」が痛くなるのはナゼ?
■まとめ
 ・トウガラシの辛み成分・カプサイシンは「痛さ」「熱さ」として受け止められる
 ・少量なら胃酸を抑制し、大量に摂取すると分泌を促進させる
 ・カプサイシンは消化されずないので、「おしり」が痛くなるのは当然の結果
 ・大量に摂取し続けたり、食塩や硝酸塩との組み合わせで胃ガンのリスクが高まる

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