グラビアアイドルが執筆する小説、その真価とは? (1/2ページ)

新刊JP

杉原杏璃さんの『「......and LOVE」』(双葉社刊)
杉原杏璃さんの『「......and LOVE」』(双葉社刊)

 日経BP社発行の月刊誌『日経トレンディ』による「2015年ヒット商品ベスト30」が11月3日に発表され、2位にお笑い芸人の又吉直樹さんが執筆した『火花』(文藝春秋/刊)がランクイン。不況と言われる出版業界においても嬉しいニュースとなった。

 最近では芸能人が小説を執筆し、話題になることは少なくない。男性アイドルグループ・NEWSのメンバーである加藤シゲアキさんは今年6月に4作目となる『傘をもたない蟻たちは』(KADOKAWA/刊)を出版。お笑い芸人のマキタスポーツさんは槙田雄司名義で『文學界』(文藝春秋/刊)にて「雌伏三十年」を連載中だ。

 一方で、現役グラビアアイドルがかなりキワどい描写を織り交ぜた恋愛小説を執筆することもある。「ドロリッチ」のCMにも出演していた今野杏南さんの『撮られたい』(ティー・オーエンタテインメント/刊)は、売れないグラビアアイドルが、カメラマンとの出会いと彼からの調教を経て「女の性」に目覚めていくというストーリー。現役グラドルだからこそ描くける世界がそこには広がっている。また、11月には小説アプリ「エブリスタウーマン」にて2作目となる『水魚の交わり』を公開。本作のグラビアアイドルを主人公に、イケメンマネージャーとの恋愛を、連載形式で描いていくという。

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