【冴え女シリーズ(7)】[根暗な私に先輩は眩しすぎる]第6話(前半)「今も俺から逃げたい?」 (2/3ページ)
早く帰って、て、テスト勉強したほうがいい、ですって・・・」
健「話してるのは楽しくない。楽しくないけど、俺の言葉にすげぇ色々反応している姿をみるのは楽しいよ」
彩「へ?」
健「あんたって、反応がいちいち面白いから思わずいじめたくなるんだよね」
彩「・・・しゅ、趣味悪いです」
健「俺もっと巴の事知りたい」
彩「じ、自分にはもう話す事なんて、な、ない・・・です」
健「こういう事が好きだ、こういうのが嫌いだっとか」
彩「す、好きなものは・・・」
健「本以外で」
彩「えっと・・・その・・・本、以外・・・本以外・・・うーん」
健「あはは、あんたよっぽど本が好きなんだな!」
彩「本は、いっぱい色々詰まっているので。楽しいも、悲しいも、ドキドキもわくわくも。本の中には無数の世界が広がっていて、飽きたりしません」
健「・・・その顔・・・」
彩「か、顔? あ、す、すみません・・・見苦しい顔を晒して」
健「ん? や、見苦しいと思ってみてないよ。ただ、愛おしそうに話すなって」
彩「そ、そんな風に話してました?」
健「俺はそう感じたってだけ。本が好きなのは十分にわかったよ。