【アニメ漫画キャラの魅力】気分屋主将を影から支える!気回し苦労人な副主将「赤葦京治」の魅力とは?『ハイキュー!!』 (2/2ページ)

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■面倒な主将のお守り役

 前述でも触れましたが、赤葦には副主将の仕事以外にもう一つだけ大切な役割がありました。それは、奔放な行動でバカ騒ぎをしつつ、色々と面倒な性格でもある同バレー部主将「木兎」の面倒をみること・・・。彼を上手く扱う為だけに、赤葦は試合中でありながら“0.5秒”の間に3パターン程のシュミレーションをおこない、その中から最も最良な策を講じて対処するのです。

 常に高いテンションで周りを巻き込み、味方だけでなく敵である相手さえ乗せて士気を高めてしまう木兎。しかし、ムラっ気も多く浮き沈みの激しい性格の為、一旦頭に血がのぼってしまうと冷静さを欠き、人の言葉や忠告を聞くことをしません。さらに、その状態で得意のスパイクが決められないと、試合中でも突然拗ねてしまいます・・・。梟谷メンバー曰く「出たー木兎“しょぼくれモード”!」。しかし、そんな場面でも梟谷メンバーは、赤葦を中心に淡々とプレイを続けられるのです。

 木兎からは「たまにはノッて来て」とすら言われてしまう赤葦ですが、逆に木兎を「ノせる」ことに関してはかなり慣れたもの。試合状況や木兎の様子などを的確に判断し、「オイシイところ」と称したトスで、見事に木兎を復活させます。さらにはメンバーへ目配せをし、「よっ!エースッ!」「カッコイーネ!」などの声がけにより、立ち直らせるどころか、いつものテンションにまで引き上げるのです。誰よりも木兎の体調やメンタルを把握し、コントロールする赤葦。もう“特殊スキル”と呼んでも良いでしょう。

■冷静であり熱さも持つ攻撃型バレー

 一見冷めた人物かと思いきや、試合ともなると結構熱くなる「赤葦京治」。対烏野との練習試合では、「影山」からツーアタックに露骨にイラッとしてましたし、お返しとばかりに「月島」の読みの裏をかきニヤリと笑ってみせるのです。試合では仲間と共に喜んだり、木兎の回想での赤葦は雄叫びを上げて全身で喜びや興奮を表現しているようでした。

 梟谷は“攻撃型”チームなので、セッターである赤葦も攻撃に秀でているようです。例えレシーブが乱れても、きちんとスパイカーへと正確なトスを上げて攻撃に繋げ、ツーアタックに中継と臨機応変に対応。“攻め”のスタイルを貫きます。また、チームそのものが木兎を中心としているので、赤葦も木兎にボールを回し、木兎の攻撃を最大限に活かせるように考え動きます。

■主将最大の理解者

 木兎のノりに若干付いていけず、それこそスルーや塩対応する事さえある「赤葦京治」。実は木兎の一番の理解者であり協力者でもあるのです。オチたりアガったりと感情の起伏の激しい“末っ子”体質の主将を甘やかすのではなく、その力を最大限に活かせるよう努める「赤葦京治」の魅力。是非、ご自身の目でご堪能下さい。


【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者:高塔(キャラペディア公式ライター)
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