あなたはしてない?各国で社会問題になっている「歩きスマホ」の危険性 (2/3ページ)

FUTURUS

衝突や転倒が相次ぎ、最終的に交差点を渡り切った人はわずか500人程度という惨状だ。

■ マンハッタンでは「3人に1人」

アメリカでも、“歩きスマホ”に関する興味深い調査が行われている。

それはニューヨークの中心、マンハッタンで“歩きスマホ”の人とそうでない人との比率を算出しようという試みだ。この調査も動画があるので、一度ご覧になってほしい。

歩行しながら液晶画面を触っている人、音楽を聞いている人、路上で立ち止まってスマホを睨んでいる人などをカウンターで集計していく。

すると、“歩きスマホ”率はおおよそ3人に1人の割合。1,000人の歩行者のうち315人が何らかの形でスマホを操作しているという結果が出た。

アメリカではマスメディアを中心に、“歩きスマホ”の危険性が常々叫ばれている。だがそれが抑止力となっているかという話になると、やはり疑問符がつく。

例えば、ABCのイブニングニュースでは、ダイヤン・ソイヤー女史がアンカーを務めていた頃から、しばしば“歩きスマホ”に関する映像レポが作られてきた。

ここ数年で、この問題が見逃せないものになってきたというのもあるが、何よりもアメリカのテレビニュースはアンカーが最終責任者だ。

映像レポは、ソイヤー女史や現アンカーのデイビッド・ミュアー氏の報道姿勢を表しているものでもある。

電話での会話に夢中になるあまり、地下鉄のホームから転落する人がニューヨークでも相次いでいる。

それだけ歩きスマホは、人間の本来の集中力や注意力を削いでしまうのだ。

■ スティーブ・ジョブズは歩きスマホをしていたか?

そもそもスティーブ・ジョブズは、iPhoneに“歩行中の使用”という想定を加えていなかったのではないか。もちろん確証はないのだが、そのような節がある。

iPhoneが日本の市場に初めて登場した際、恐らく日本人は脳の片隅でこう感じたはずだ。

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