MIT開発!2次元のサッカー映像を3次元化、スマホからも臨場感ある試合を楽しめるように? (2/2ページ)
■ ビデオゲームのデータを3D化に利用する

(c)Christine Daniloff/MIT
そして注目したのが、サッカーのテレビゲームだ。
テレビゲームでは、プレイヤーの動きに合わせて環境を調整するために詳細な3次元マップが格納されている。これがリアルタイムで、特定の視野角に対応する3次元場面の2次元への投映を実現している。
これを研究者らは逆手にとったという。つまりは、ゲームから3次元マップを抽出したのだ。
詳細なる専門的な仕組みは理解できないのだが、研究者らはゲームから数万にも達するスクリーンショットを取得し、そこから3次元マップのデータベースを作り上げたとのことだ。
そして実際のサッカー試合の2次元の映像で、あらゆるフレームに対して、システムがデータベースから10前後のスクリーンショットを抽出している。
それらのデータから、映像の深さに関する情報を算出し、合成するとのことだ。
そして、見事に試合の映像が3次元化された。この映像に関してユーザー調査を行ったところ、5段階評価の平均は4と5の間だったというから、まずまずの仕上がりといったところか。
この技術が発展すれば、多くのスポーツファンが、現地に足を運べない時も、より臨場感のある映像を楽しめる様になるかもしれない。
【参考・画像】
※ System automatically converts 2-D video to 3-D – MIT News
※ Andrey Yurlov / Shutterstock
【動画】
※ Automatic 2D to 3D video conversion results – by QCRI – YouTube