安くてもOK? 安くて硬い牛肉をやわらかくする5つのコツ!

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安いお肉はちょっと硬めのものが多かったりしますよね。しかしひと手間加えるだけで、そんな硬いお肉が驚くほど軟らかくなるのです。今回は、硬いお肉を軟らかくしておいしく食べるためのコツを紹介します。

●軟らかくする方法その1「タマネギを使う」

最も身近な食材を使う方法が「タマネギを使う」ものです。タマネギにはタンパク質を分解する酵素が含まれているので、硬い牛肉を軟らかくすることができるのです。やり方は簡単。タマネギをすりおろしてお肉の表面に塗り込み、さらに一緒に漬け込むだけ。30分-1時間ほど漬け込めばかなり軟らかくなります。タマネギはみじん切りでもOKです。ちなみにタマネギで軟らかくした牛肉を用いて作るステーキが、「シャリアピン・ステーキ」と呼ばれるもの。タマネギたっぷりなので、「タマネギ好き」にお薦めです。

●軟らかくする方法その2「蜂蜜を使う」

硬い牛肉を軟らかくする方法として有名なのが「蜂蜜を用いる方法」です。蜂蜜にはプロテアーゼという酵素が含まれていて、この酵素が牛肉のタンパク質を分解し、軟らかくします。蜂蜜は下準備の段階で牛肉と一緒に漬け込んだり、もみこむだけで大丈夫。あとはしばらく時間を置きましょう。ただ、あまり長時間漬け過ぎると軟らかくなり過ぎてしまいます。15-30分ほどでいいでしょう。蜂蜜の風味やコクが合う料理のときに使うといいですね。

●軟らかくする方法その3「炭酸飲料を使う」

手軽な方法としては「炭酸飲料を使う」ことも挙げられます。炭酸飲料の炭酸は「タンパク質を分解する働き」があります。やり方は簡単です。硬いお肉を炭酸飲料に浸してしばらく時間を置くだけ。10-15分ほど置けばお肉が軟らかくなります。コーラなどはそのまま味を調えてコーラ煮にするのもいいですし、もし甘い味付けにしたくない場合はコーラではなくビールを使うのもいいですね。

●軟らかくする方法その4「キノコを使う」

お肉を軟らかくするための意外な方法の一つが「キノコを使う」というもの。キノコによってはタンパク質を分解する酵素が含まれているため、「キノコの漬け汁」を使うことでお肉を軟らかくできます。中でも「マイタケ」は特にお肉を軟らかくする効果の高い食材。手順としては、まずマイタケを切って水に1時間ほど漬けます。次にこの漬け汁に硬い牛肉を浸し、また1時間ほど寝かせることで、軟らかくできるのです。

●軟らかくする方法その5「ヨーグルトを使う」

ヨーグルトもお肉を軟らかくすることができる食品。たくさん含まれている乳酸菌がお肉の繊維を分解するためです。ヨーグルトはお肉にたっぷりと塗り込むなどしましょう。キッチンバッグなどにヨーグルトとお肉を詰めると、量が少なくても済みます。漬け込んだら1-2時間ほど寝かせましょう。その後は、ヨーグルトを拭き取って使いましょう。また、そのままヨーグルトの風味や酸味を生かす料理に用いるのもいいですね。

他にもフルーツを使って軟らかくする方法もあったりしますが、基本的にはどれも「漬け込むだけ」と実に簡単。ひと手間加えるだけでかなり軟らかくなるので、「たまにはすぐにかみ切れるお肉が食べたいなあ」というときは実践してみてください。

(中田ボンベ@dcp)

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