1000年の都、京都リビア!二条城だけ碁盤の目から東に3度ズレている?
日本の雅を感じる場所、京都。 歴史の趣を感じられるお寺や京都で作られた京野菜をはじめ、この地のきれいな水で作られる豆腐や湯葉を使った料理、憧れの京美人である舞妓さんなど、その魅力で世界中から広く愛されている町です。 そんな京都にまつわる“京都リビア”をご紹介します。
二条城だけは碁盤の目から東に3度ズレている?

出典: CNN
世界遺産である京都の町は、碁盤の目のように町が区画整理されています。しかし、二条城だけがそこからズレてしまっているのです。
これは“2つの北”が原因です。
平安京は二条城が建設される700年以上前に桓武天皇によってが造営されました。この時、“北極星”を目印に方位を決めて、碁盤の目の路を造営しました。
しかし、二条城を建てる時には、西洋人が持ち込んだ最新技術であるコンパス(方位磁石)を使って測量が行われていました。
この違いがズレの原因となってしまったのです。
北極星がある方向が“真北(しんぽく)”であるのに対して、方位磁石が指す北を“磁北(じほく)”といいます。磁北は時代と共に変化し、1600年頃は真北から東に3度ズレていたそうです。現在は、真北から西に7度傾いています。
江戸時代にはまだこの“2つの北”がある事に気付がなかったため、二条城が碁盤の目からズレてしまったのです。
「おいでやす」と「おこしやす」はニュアンスが違う?

出典: Naruhodo Japan
よくお店などに入ると京ことばで「おいでやす」とか「おこしやす」という風に言われることがありますが、これはともに「いらっしゃい」という意味です。
しかし、実はこの2つのニュアンスは違うのです。「おいでやす」は不意に来たお客さんや一見さんに使う言葉、逆に「おこしやす」はもともと心待ちにしていた人や贔屓にしてくださっている人に対して使う言葉なのです。
「おいでやす」と言われたら、あまり長居しない方がいいかもしれませんね。
京都のお寺には格付けがある?

出典: Expedia.ca
これは、京都のお寺の中でも臨済宗のお寺のお話です。
実は、臨済宗には“五山十刹”というのがあります。“五山十刹”とは、臨済宗のお寺の格付けのことです。
京都五山は、一位 天龍寺、二位 相国寺、三位 建仁寺、四位 東福寺、五位 万寿寺となっており、この五山の上に別格として南禅寺が据えられています。
十刹は、一位 等持寺(現在等持院)、二位 臨川寺、三位 真如寺、四位 安国寺(廃寺)、五位 宝幢寺(現在鹿王院)、六位 普門寺、七位 広覚寺(廃寺)、八位 妙光寺、九位 大徳寺(自ら離脱)、十位 竜翔寺とされています。京都市内の北部にある大徳寺は、元々は京都五山に入っていましたが、足利政権との絡みで十刹に格下げされ、その後、十刹からも自ら離脱しました。
長い歴史の中で育まれた京都の文化は、さまざまな時代の変遷とともに年輪を重ね、古いものと新しいものが融合しています。
そんな奥行きのある京都、まだまだ探せばトリビアはありそうですね。