【歓喜】冬のボーナス2015はこれだけ上がる!大手には過去最高数値も
日本経済団体連合会が10月30日に「大手企業の冬のボーナス調査(第1回集計)」の結果を発表しました。 調査は東証一部に上場している従業員500人以上の245社を対象に行われ、労使交渉が妥結した78社の結果を集計しました。
過去最高数値も!ボーナス上昇ばんざーい!
出典: 日本経済団体連合会
今回の調査によると、従業員1人当たりのボーナスの平均は91万697円。昨年に比べて2万7675円増加していることがわかります。
この数値は現在の方式で集計を始めた1981年以降で、1回目の集計としては過去最高。
90万円を超えたのは、リーマン・ショック直後の2008年以来です。
業種別でみると、12業種のうち10業種が昨冬に比べて増加しています。
最終集計は12月の中〜下旬に公表される予定です。
昨年の冬のボーナス調査がこちら
出典: 日本経済団体連合会
まず、こちらが昨年集計された同調査のデータ。
2014年4月の消費税率引き上げ以降、順調な成長とはいい難い状況が続きました。
市場は消費税率引き上げ直後の4~6月期経済成長率を、当初は前回引き上げ時の1997年度と同程度の年率マイナス4%程度と見込んでいましたが、結果的に年率マイナス7%以上の落ち込みを示しました。
一方、アベノミクスによって就業者数は約100万人増加し、大企業の賃上げ率が月給で2.28%(組合員平均)と16年ぶりの高水準を記録するなど、雇用・所得環境の改善も進んでいました。
さて、経済状況が徐々に改善された2015年の冬のボーナスは、どうなっているのでしょうか?
出典: 労務行政研究所
労務行政研究所が発表したデータも、東証第1部上場企業の全産業(199社の単純平均)で73万2888円、同一企業で見た昨年末の妥結実績の70万6573円と比較すると、金額で2万6315円、前年同期比で3.7%増加と2年連続で上昇し、2008年のリーマンショック以前の妥結水準に近づきつつあります。
今からボーナスが楽しみなニュース!
このまま日本経済が好転していって、ボーナスもさらに上がるといいですね!