およそ10年間の空白を経て、ヒロミが奇跡の芸能界復帰をはたしたのは2014年のこと。勘を取り戻したヒロミは勢いそのままに、今年も多くの番組にゲスト出演し、その存在感を示した。

「復帰してからは別人のようですよ。以前は、生意気な口調で性格も尖っていて、番組スタッフを殴ることも日常茶飯事だったみたいです。それが今では番組スタッフにも丁寧な口調で、後輩らにも優しく接してますからね」（テレビ局関係者）

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スタッフからの評判は最悪だった!?

　しかし、なぜヒロミは突然、テレビの前から消えたのだろうか。かつてMCとして10本以上のレギュラー番組を抱え、盤石な地位を築いていた彼は2004年頃から姿を消してしまった。

「レギュラー番組の視聴率が急降下し、次々と打ち切られた。高額なギャラも理由のひとつだが、それまで使いっ走りのような扱いをされていたテレビ局スタッフも愛想を尽かして仕事が無くなっていった」（芸能プロ関係者）

　そんなヒロミは現在、人力舎当時からの付き合いのある関係者が代表を務める芸能プロと業務提携している。奇跡の復活にはこの代表の力が大きかったという声も。

「ヒロミの全盛期のマネージャーで、テレビ各局に顔も効く。干されていた10年間はこの元マネージャーが離れていた」（前出・芸能プロ関係者）

　皮肉にも再ブレイクしたのは業務提携してからだったのだ。最近になり、ヒロミがあることを画策しているという。

「再び夫婦で独立することを考えている。ヒロミのギャラ単価は高いが、業務提携している関係で全額は自分に入らない。だが、業務提携を解消して独立すれば妻の松本伊代と併せた全額が自分の取り分となり、収入が増える。すでに芸能人友達にも相談しているようだ」（前出・テレビ局関係者）

　独立は時間の問題と囁かれているが、恩知らずのヒロミ周辺では、早くもこんなトラブルが発生している。

「峰竜太が司会の朝の生放送番組に大遅刻して電話で『マネージャーとの連絡ミスだった』と言い訳していた」（前出・テレビ局関係者）

　すでに個人でマネージャーを雇っているヒロミだが、今からこの有様では再び干される日が近いかも!?

（取材・文／横島忠彦）

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