人間はどうして右利きが多いの? その不思議に迫る!

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あなたは右利きですか? それとも左利きですか? 周りを見渡しても分かるように、右利きの人の方が圧倒的に多いですよね。これにはなにか理由があるのでしょうか? 医師に解説してもらいましょう! ■ 遺伝子によって利き手が決定する まず、ヒトはどのようにして利き手がつくられるのでしょうか。
2013年にオクスフォード大学で行われた実験によると、遺伝子のPCSK6という部分が利き手と強く関係していると発表されました。この遺伝子は、受精してからヒトに成長する過程のなかで、心臓など左右非対称に発生して成長していくことに関係している遺伝子です。この遺伝子によって利き手がある程度決まり、その多数が右利きであるといわれています。

また右利きの人の方が多いため、日常生活の便利さなどの点で矯正されることもあり、右利きの人の数がさらに増えてきたともいえます。 ■ 脳の発達にカンケイはあるの? さて、右利き、左利きなどの利き手は、それぞれ脳の発達に影響を与えるのでしょうか? 実は、脳の発達と利き手の関係については分かっていることが少なく、はっきりいうことはできません。

一般的に、右利きの人は左脳が発達していて、左利きの人は右脳が発達しているといわれていたことがあります。その一つとして、右利きの人は言語中枢が左脳にあり、左利きの人は右脳にあるといわれていました。しかし最近では、左利きの大半は語中枢が左脳にあることがわかっています。 【医師から最後に一言】 左利きの人は空間認知能力が高く、そのためスポーツが得意であったり、天才に多いといわれることがあります。空間認知をする部分は右脳にあることが多く、左利きの人は右脳が発達するため、その力が大きくなるという説です。しかし空間認知も必ずしも右脳にあるものではないため、これもはっきりとはいえません。

左利きの人はもともと数が少なく、それを生かしたプレーをすることで活躍が目立つことはあるかもしれませんね。

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