【冴え女シリーズ(7)】[根暗な私に先輩は眩しすぎる]第10話(後半)「俺の事嫌いなのか?」 (2/3ページ)
だから守護神って呼ばれてる。この持久戦、あんたには限りなく不利だと思うな」
彩「い、いい加減・・・手、離してください・・・」
健「これも俺の作戦のひとつだから断る!」
彩「もう、わ、わけわかんないです・・・ちっとも先輩がどうしたいのか、わからない」
健「簡単だよ。本よりも俺を好きになってくれたらいい」
彩「む、無理・・・」
健「巴って否定する時は否定するよな!」
彩「す、すみません・・・でも、やっぱり先輩はよくわかりません」
健「俺自身はわかりやすい性格だと思ってるけどなぁ。巴の中で俺ってどんな奴?最初の印象とかじゃなくて、今思ってる事」
彩「え・・・あ、無自覚腹黒? で、欲望に忠実・・・」
健「うん、わりと酷かった! え、俺腹黒かな・・・」
彩「だって、散々自分の心を振り回して、追いつめてる気、ないんですよね?」
健「無いよ」
彩「性質悪いです、そういうの・・・け、計算なら素直に嫌えたのに・・・」
健「巴、俺の事嫌いなのか?」
彩「き、嫌っては、ないです・・・苦手なんです」
健「俺は巴の事、気に入ってるよ」
彩「・・・反応が面白いオモチャとして、ですか?」
健「やだなぁ、そんな酷い事考えてないって」
彩「で、でも、大分それに近い事を考えてます、よね?」
健「さぁ、どうだろうな?」
彩「さ、さっきの、先輩をどう思ってるかっていうのに、“怖い人”っていうのを足してください」
健「え、また酷いワードを足すな」
彩「怖い人ですよ・・・自分の心を浸食する、怖い人です」
健「巴にそんな影響与えられてるなんて光栄だ!そのまま堕ちてきたらいいのに」
彩「こ、こうなったら自分にだって、意地が、あるので」
健「巴に俺が試合してる時の姿をみせてやりたいな!かっこいい俺をみたらきっところっとやられると思う。