手足の冷えを解消する3つのヒント

手足の先の冷えを感じている人は少なくありません。ホッカイロを冷えた手足に当てても「繰り返される冷え」はなかなか改善されず困っているという人も。
冷え体質になってしまったのかと不安になるような冷えの症状は、どのようにすると改善させることができるのでしょうか。手足の冷えを解消する3つのヒントを考えてみましょう。
まず、冷えてしまった部分にホッカイロや湯たんぽのような温めアイテムを当てるというものですが、これは冷えを悪化させないために対処する方法として誰でも行いやすいと思います。しかし慢性化した冷えが、外から温かいものを当てるだけでスッキリ解消されることは難しいため、併せて次のことを試してみましょう。
●手首・足首・指を繰り返し動かしてみる
手足の末端の血流が滞ってしまう場合、手首や足首をゆっくりグルリと回してみると、動きが固くぎくしゃくしたり、痛みを感じたりする場合があります。手・腕・脚の筋肉が疲労したまま過ごしていると、手首や足首の動きが制限され、手や足の指を動かす筋肉の血流も滞りやすくなり冷えやすい状態になってしまいます。気づいた時に手や足の指を思いきり広げたり、グーチョキパーと繰り返し動かしてみたり、手首・足足首をゆっくり回し周囲の筋肉に刺激を入れたりといったエクササイズを取りいれてみましょう。
●なるべく全身を動かす様にする
末端の冷えを感じる部分だけに焦点を当てても改善されないケースが多いため、「1」に加えてなるべく全身の血のめぐりが改善されるようにします。仕事の合間や家事の途中で体を動かしてみましょう。両手を頭上で組み伸びをします。その際、上半身を左右にゆっくりと揺らして、体の脇を伸ばす様に動かします。5回ほど繰り返した後、その場で大きく足踏みをしましょう。
●無理なく筋力アップ
改善しにくい冷えは、筋肉量を増やしたり、筋肉の温度を上昇させるように運動を行うことで改善されるケースが多いです。とはいえ、そのために時間を設けようとすると睡眠時間を削ることになったり、やる気が起きなかったりといったことも有り得るため、日常動作を利用して少しずつ筋力アップを図り、筋肉の温度を上げる機会を増やしたりできれば良いと思います。
通勤や帰宅の際、歩く速度を少しだけアップさせ、ふくらはぎやお尻の筋肉を意識して体を動かす様にします。周囲の迷惑にならないようであれば、階段も数段飛ばして太ももの筋肉をしっかりと使いながら、ゆっくりと上がるといった単純な動作でも日々繰り返しているうちに自然と筋肉がついていきます。
ムキムキに鍛え上げるわけではなく、あくまでも血流の滞りを改善させることが目的になります。腕や肩周り、背中の血流アップには、自宅での逆立ちも効果的です。慣れるまでは、様子をみながら行いましょう。
以上3つのヒントの他にも「体の内側を冷やさないように」ということも大切なので、冷たい物を摂り過ぎて胃腸の具合を悪くしないようにしましょう。内臓の不調は末端への血流を滞らせる要因となることがあります。