筋肉痛は食事で予防できる
日頃の運動不足を解消しようと、初日から張り切りすぎて体を動かしてしまい、後から筋肉痛でイタタタ……という経験はありませんか? 運動は肩こりや腰痛の予防、ストレス軽減、肥満予防といった体調管理にかかわりがありますが、頑張りすぎてひどい筋肉痛を起してしまうと、それが姿勢バランスの乱れにつながり、関節痛や筋肉疲労の回復遅延などにもつながる恐れがあります。
せっかく運動をするのであれば、快適に生活習慣へ馴染みのあるものにしたいものです。
約24時間ほど経過してから筋肉痛に見舞われる状態は、遅発性筋肉痛と呼ばれます。筋組織が微細の損傷を起しているという可能性があるといわれており、体を少し動かしても痛みが出るため、ピーク時は日常動作にも嫌気がさす場合があります。
ほとんどは2~3日経過後に少しずつ痛みが軽くなり1週間ほどで回復します。
筋肉痛は激しい運動により過剰に生じる活性酸素と関係があると言われています。白血球中の好中球は活性酸素を発生させながら体内を殺菌する大切な役割があるのですが、激しい運動を行うことで好中球の働きのバランスを崩してしまい、活性酸素を増やすことになります。
その結果、筋組織の細胞を傷めてしまうことにつながると考えられます。
単純に激しい運動を避ければ良いのかもしれませんが、運動の強度や適切な時間が自分ではよくわからない、という人も少なくないと思います。最初は短時間のウォーキングとストレッチ、軽いダンベルでの筋トレ(ダンベルを下すときはゆっくりとあまり時間をかけ過ぎないようにする)などから始めるとともに、活性酸素による影響を軽減させる食事も取り入れてみましょう。
抗酸化物質であるビタミンC、ビタミンE、ポリフェノール、βカロチンは炎症が起きた際に発生する活性酸素に対して有効であるとされ、痛みの緩和が期待できます。ポリフェノールは緑茶やウーロン茶に含まれるので、毎日の飲み物とすると摂取しやすいかと思います。
飲酒はポリフェノールの多いワインを選んだり、ビタミンC、E,βカロチンは、おつまみにアーモンドやくるみなどのナッツや豆腐など大豆製品、緑黄色野菜のサラダをメニューに加えてみてはいかがでしょうか。