美しく歩くことができない人は骨盤の歪みに加えて脚の向きにまで問題が

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見た目の印象は、立ち振る舞いや姿勢でかなり変わるものだと思います。姿勢もキレイで歩き方も美しい人に憧れるという声も多いですが、歩行は見た目の美しさだけではなく、姿勢や動作を安定させる筋肉のコンディションも表します。

「正しい歩き方をして、できれば腰痛の予防にもつなげたい」と思い、「正しい歩き方」を調べその通りに意識して歩いてみるものの、どうもうまくいかない、足が痛くなってきた、ふくらはぎに張りを感じるようになってきた、など理想通りの歩行に至らないケースが少なくないようです。
美しく歩くことができない人は骨盤の歪みに加えて脚の向きにまで問題が
このように意識的に美しい歩き方を試みてもうまくいかない場合は、骨盤の歪みに加えて脚の向きにまで問題が生じているかもしれません。両膝を伸ばした状態で長座をしてみましょう。その時、左右の足先の向きに大きく差が出ている場合、骨盤が歪み左右の足の長さにも差が生じている可能性があります。

立ち姿勢の際も足の向きに左右差が生じていると考えられ、その状態で歩行するわけですから、キレイな歩行にならない可能性大なのです。もし、立ち姿勢では足先の向きに差が生じていなければ、体のどこかの筋肉に負担をかけ姿勢を補正していることが考えられます。

いずれにしても、姿勢的な負担がかかった状態です。

骨盤の位置を保ち脚(足)の運びとその安定性にも大切な役割を持つお尻の筋肉(中殿筋)は、生活習慣や運動習慣などにより、比較的簡単に機能バランスを崩します。すると、中殿筋(ちゅうでんきん)の働きを補助し股関節の動きに関わる大腿筋膜張筋(だいたいきんまくちょうきん)の機能にも異常が表れやすくなります。

結果、骨盤が前方へ回旋するように歪んだり、脚が内側へ向く姿勢になってしまったりと、姿勢的にも不安定な状態になるのです。

骨盤からヒザ付近までをつなぐ大腿筋膜張筋やお尻の筋肉の負担を軽減させて脚の向き・骨盤の歪みを予防しましょう。そして美しい歩行につながると、見た目の好感度もアップするとともに腰痛予防にも役立ちます。

■自宅で簡単にできるストレッチ
◎ソファにごろんと横になり行うストレッチ
1.ソファを利用する方法です。ストレッチしたい側を上にして、ソファへ横向きに寝転がります。
2.上になった脚をソファの下へ移動させ脚の重みを感じながら、お尻から太ももの外側を伸ばします。(左右それぞれ10秒間×3回)

◎ソファを利用せずに行う「立ち姿勢ストレッチ」もあります。
1.立ち姿勢になり、ストレッチしたい側の下肢をもう片方の脚の後方でクロスさせます。
2.後方になっている足の方へ上半身を傾け、お尻から太もも横をストレッチしましょう。
(左右それぞれ10秒間×3回)

■著者プロフィール
檜垣 暁子(ひがき あきこ)。オールアバウト 肩こり・腰痛ガイド。 カイロプラクティック理学士・日本カイロプラクターズ協会(JAC)正会員。現在は、横浜市に治療室を開院し、日々、肩こりや腰痛を始めとする不調を訴える患者さんの診療に当たっている。

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